物語 第七話 コミカル漫才風「新人」

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小説
今回のお話はコミカルなのを書いてみました。
大阪弁の先輩と標準語の後輩のやりとりのお話です。        

        「新人」
先輩 大坂太郎(おおさか たろう)38歳
新人 東 京子(あずま きょうこ)23歳

太郎「おはようさん、今日から君のメンターの大坂やよろしく」
京子「おはようございます。 東 京子です。 宜しくお願い致します」
太郎「課長から、君は素直な子やと聞いてるで」
京子「素直さだけがとりえです」
太郎「そやな、素直が一番や! 今日は得意先に行くからな、俺の言う通りに
   したらええわ」
京子「いよいよ外回りですね。楽しみです! 宜しくお願い致します」
太郎「嬉しそうやな。まっ気楽にな」
京子「もうワクワクしてます! 頑張ります!」

   得意先に着く二人。

太郎「着いたで。 俺の言う通りにな」
京子「わかりました」
太郎「まいど! ヤマト物産の大坂です」
京子「いつもどうも! ヤマト物産の大坂です」
太郎「大坂は俺や! すんません、この子、新人なもんで」
京子「大坂は貴方です! ごめんなさい、この子、新人なんです」

   太郎は京子を見て首をかしげる。

太郎「何言うてるん?」
京子「何をいわれてます?」
太郎「何を言われてます? ちがうがな!」
京子「何を言われてます? 違うでしょ!」

   太郎は京子をにらみつける。

太郎「コラコラ! ええ加減にしいや!」
京子「コレコレ! いい加減にしなさい!」
太郎「何がコレコレや!」
京子「何がコレコレですか!」
太郎「あのな~!」
京子「あのね~!」

   太郎は真っ赤な顔で大声で怒鳴る。

太郎「怒るで~!」
京子「怒りますよ!」
太郎「ちょっと待ちいな!」
京子「少しお待ち下さい!」
太郎「お待ち下さいやあらへんやろ!」
京子「お待ち下さいではないでしょ!」
太郎「コラ! いつまで続けるんや!」
京子「コレ! いつまで続けるのですか!」
太郎「もうええわ! お前は帰り!」
京子「もういいです! 貴方は帰りなさい!」
太郎「なんやと! ほな帰らせてもらうわ! すんません出直してきます」
京子「何ですって! それでしたら帰らせていただきます! 申し訳
   御座いません。出直してまいります」

   太郎と京子はとく得意先から出て歩いている。

京子「あの? 先輩? もう帰るのですか?」
太郎「あのな~! いったいどう言うつもりや!」
京子「すみません」
太郎「謝ったらええと思ってるやろ」
京子「すみません」
太郎「君には無理かもな」
京子「すみません! 先輩の言う通りにしようと思ったのですが
   私、関西弁が話せなくて! 次から関西弁頑張ります!」
太郎「え! そこを真似するんと違うがな~」
京子「え? じゃ何を怒っておられるのですか?」
太郎「君とはやってられんわ! さいなら」

こちらでは、貴方が主役の物語を描かせて頂きます。
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