乳児期に父親による育児のかかわりが多いと、こどもが16歳になった時のメンタルヘルスの不調を防ぐ可能性があることが12日、国立成育医療研究センターの研究で分かった。
同センターによると、アジア圏でこのテーマの研究は初めてだという。
「おむつを取り替える」「入浴させる」といった父親による育児のかかわりの濃淡で4群に分けてそれぞれの群のこどもの16歳時のメンタルヘルスの状況を比較した。
その結果、最もかかわりの多かった群は、最も少なかった群と比べてメンタルヘルスの不調が10%低いことが分かった。
「週刊福祉新聞 1月24日発行」より引用
すごく素敵な記事だなと思いました。
時代の流れからお父さんの育児参加はとても増えていると思いますが、まだまだ育児は母親な風潮が強いように感じることもあります。
そして、何より子育てに参加したいけど「父親なんて母親に比べて…」と思っているお父さん方、今回の記事はそんな悩めるお父さんの背中をポンッと押してくれています。
乳幼児期にかかわることで、可愛い我が子の将来、メンタルヘルスのリスクを減らせるのなら!きっとお母さんも嬉しい情報なのではないでしょうか。
アジア圏では初めての研究だそうで、これからもこういった研究が進んでいくことを期待しています。ぜひ国立成育医療研究センターさん頑張っていただきたいです。
国立成育医療研究センターとは、
・理念
病院と研究所が一体となり、健全な次世代を育成するための医療と研究を推進します。
・基本方針
成育医療のモデル医療や高度先駆的医療をチーム医療により提供します。
成育医療の調査・研究を推進します。
成育医療の専門家を育成し啓発普及のための教育研修を行います。
成育医療の情報を集積し社会に向けて発信します。
国立成育医療研究センターHPより抜粋
私も知らず、調べましたが、たくさんの研究をされている研究センターだそうです。
これからも注目していきたいと思います。
お子さんの発達に悩んでいる方は、ぜひご連絡ください。