カミナリは菌に影響をあたえるのでしょうか?#12
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こんにちは
暑い日に続き急な雷雨に翻弄される日がつづきました。
カミナリによって停電。大学の講義はプロジェクターやマイクを使っての進行がほとんどなので授業はできまなくなり呆然。また実験も器材は止まり、冷蔵庫のサンプルを守るために絶対に開けてはならない状態に。
大学内には非常電源があるのですが病院もあるので電力はそちらに集中させるとのことでお手上げです。今年は非常に多いような気がします。
地震 雷 火事 おやじ 人にとっての怖いものとして有名ですが、菌にとってカミナリは怖いものなのでしょうか?
森などの木々にカミナリが落ちると地中に広がっているキノコの菌糸は生命の危機を感じ通常の倍の量のキノコ(子実体)をつくるそうです。菌糸体とはキノコです。キノコを作ってその傘の部分から新しい体をつくる胞子を遠くまで飛ばします。今年はキノコがたくさん出てきそうですね。
それを逆に利用してキノコ栽培農家は原木にスタンガンで電気をあたえたり、カミナリの衝撃や音を与えるためハンマーでたたいてみたりして収穫量を増やしているようです。
自然界で発生するカミナリの電気はそれよりもずっと大きいので実際の収量が倍にはならないようですがカミナリによっておいしいキノコが市場に出回ってくれるとよいのですね。
菌も100μmととても小さな生物ですが、人と同じようにカミナリが怖くてビビッていると考えるとかわいいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。