こんにちは
怒涛の6月を過ごしアッという間に7月になっておりました。
そしてこの連日の暑さ。人にとっても食品において警戒必須状態です。
今日は、お弁当にプチトマトを入れる際の注意のお話しをしたいと思います。
お弁当にプチトマトを入れると色鮮やかになり栄養も取れることからよく使用されますが、きちんと処理をしないと食中毒の原因になってしまいます。
トマトなど野菜にはもともと菌がたくさんついています。体に良い乳酸菌なども付いているのですが食中毒になる菌も付いている可能性があります。
特にヘタの部分にはたくさんの量の菌がついています。洗った程度ではすべての菌を洗い流すことはできません。
ちょっともったいなかったのですがトマトについた菌を目で見えるまで増やしてみました。ヘタの周りにたくさんカビが生えているのがわかります。
ヘタの周りには水分が多く残るので乾燥している表面に比べ菌が増殖しやすくなります。
また、このカビがさらに別の菌を増殖させる要因として働くこともあります。
お弁当にトマトを入れる際には、
・実が傷づかないようにヘタの部分を回すようにとる。
・水分をよくふき取とる。
・ほかの食品になるべくつかないように単独で入れる
を勧めします。
菌によっては条件次第で15分に1回分裂して数を増やしていきます。
数10個ほどで食中毒の症状が出る細菌も存在します。
細菌が作った毒素は加熱処理しても毒素が壊れないものもあります。
お弁当を作る際は是非 「菌をつけない 増やさない やっつける」を考えて夏を乗り切りましょう。(夏以外も)
今日も最後までお読みいただきありがとうございまします。