こんにちは
今日のきゅうりのぬか漬けは漬けすぎてしわしわになってしまいました。
そんなときはキャベツの千切りなどに混ぜ込んでサラダとして食べるのがオススメです。
ぬか漬けを楽しんでいるとぬか床に水分が出てきます。
ぬか床もどんどん柔らかくなってしまいます。
その水分はどこからくるのかとのんびり考えてみました。
もちろん「野菜からでしょ」が正解ですがもっと深く考えてみました。
きゅうりは植物なので動物とは違い植物細胞で成り立っています。
植物細胞の特徴は細胞壁をもっているのが大きな特徴です。その内側に細胞膜があります。
右の写真が細胞壁のしっかりした植物細胞の様子です。ぬか漬け前はこのような細胞の様子になっています。ぬか漬けをすると
浸透圧がかかる
細胞内の水分がぬける
細胞膜はそれに耐えられなくなり丸くなる(細胞壁は形は保たれる)原形質分離という現象です
細胞壁と細胞膜の間にぬか床成分が入ってくる。
という変化がおきます。
ぬか床にはうま味成分やミネラル分が含まれているのできゅうりが美味しくなります。
顕微鏡で観察しないと細胞の様子は見れませんがぬか漬けではこのような変化が起きています。
ビタミン類やミネラル分以外に塩分も入るので塩分の取りすぎには注意ですね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。