我が国の政策、大丈夫かと不安になりました

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昨年、父が他界し、認知症を患っている母を施設で預かっていただいており、私は自分の時間を持つことができています。春からは少し収入を得るよう仕事を探しているところです。

さて、先日、母を預けている施設から、母のマイナンバーカードができたので、マイナポイントの手続きをするよう連絡を受けました。私は、マイナンバーカードを作ったことに伴いWAONカードにマイナポイントを受けましたが、母は、施設から外出することもなく、ポイントを付与されても何にも使うことができません。

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施設側が間違って連絡してきたものかと思い、昨日、市役所へ確認したところ、私のWAONカードで、母のマイナポイントを受けとることが可能とのことです。でも、それでは、母がマイナンバーカードを作った特典になるとは感じません。私が手続きを進め、私のWAONカードに入れたポイントで母に何かを購入してあげなければ意味がないと思います。

そう考えると、手続きするとともに、買い物に行くことになる私の負担が増えることになります。それは私にとって当然の義務なのかと疑問が生まれました。

マイナポイントは国策です。国が、息子ならば親のために、その程度の義務を果たすよう示唆しているというのであれば、私には思い切り反論があります。それなら、都会に出て行った若者に見捨てられている年寄りは、どうなるのですか。都会に出て行ったような連中が義務を果たすとは思えません。

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保険証や確定申告などを自分で処理できない高齢者は、この地域に山ほどいます。そんな社会を作ってしまったのは国にも大きな責任があると思います。

例えば、個人の自由を認めずに保護する親がいる子どもは必ず地元に残らなければならない政策を構築していれば、こんな社会にはなっていないと思います。そんな政策が良いということではありませんが、個人の自由を認めた結果、地方に孤独な高齢者が増えています。

私も、近い将来には孤独な高齢者になる見込みです。使うこともできない年寄りにマイナポイントを付与している場合ではないのです。

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そんなことに憤りを感じますが、まずは、母のマイナポイントの手続きに出掛けてまいります。

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