10年後を身近に感じるようになりました

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卒業式の季節を迎えています。

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私は、高校を卒業するときクラスに提案し、グラウンドの端っこなどにタイムカプセルを埋めました。カプセルの中には「10年後の私」と「友達紹介」を全員で録音したカセットテープを入れました。

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あの頃、10年後の自分を想像することは難しく、夢を語っているようなものでした。私は、トップに立つための準備をしているような話をしたと思います。まさしく夢物語です。

今、10年後を考えると、逃れられない現実と向き合うことになり、想像しやすいだけではなく、不安が先行してしまいます。
こんなに臆病になっていることに気が付き、寂しさがこみ上げてきました。

タイムカプセルのカセットテープの編集を担当した私は、ところどころ、クラスメートが録音したものを聞いていました。

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私が好意を寄せていた女の子が「10歳の息子と公園で遊びます」と言っていたのを聞いて衝撃を受けました。彼女は妊娠していたのでしょう。それはそれで、勇気のある選択だったと思います。

新しい人生の門出を迎える若者にエールを送りたいと思います。

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私は、先が短い高齢者ですが、もうひとふんばり爪痕を残せるよう、自分に何ができるかをもう一回考えてみたいと思います。
その前に今日は外来受診でした。病院を3つも通院していて、爪痕を残すなど考える資格はないのかもしれません。
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