映画を楽しむのが難しくなってしまいました

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寅さんや、釣りバカのような連載映画がありましたが、最近ではテレビで放送されたドラマの延長線の映画も多くなりました。
このため、テレビのドラマを確認するためDVDをレンタルして、面白かったら映画に行くというという流れになっています。

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近年、映画作成者側に力がなくなっているのではないかと感じることがあります。映画配給会社の力が弱くなり、テレビ局の意向を受けタイアップの形式で取り組まなければならない大人の事情を感じます。テレビはスポンサーの意向や、視聴者のご意見を丁寧に扱わなければなりませんから、思い通りの作品にはならないものだと思います。

それって情けないと思います。

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映画界とテレビ界は、かつては競争社会にあり切磋琢磨していたと聞いています。そこにⅤシネマが現れて別の路線が開発され、新しいことに取り組まれる方を頼もしく思っていました。

しかし、残念に感じていることがあります。
Ⅴシネマの中の、ある任侠物語が大ヒット作になっています。私も大好きです。この物語がテレビや映画に取り上げられるようになり、その結果、物語の中でコメディ路線が協調されてしまい、せっかくの魅力が台無しになっていると思います。
私の周りでは密かなブームだったのですが、やはり、同じ感覚になっている仲間もおりました。

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元締めの男優さんは、若い頃、テレビドラマのスクールウォーズなどにも出演されていたし、数年前には、コミカルな警察署長の役をされているのも拝見しました。彼には、先輩達から学んだⅤシネマの道を貫いて欲しいと思っています。テレビ局に負けないで欲しいです。

映画化された作品を観ました。物語の設定はⅤシネマのものですが、映画の内容は、Ⅴシネマのスリル感が失われてしまっており、丸っきり別物に感じました。お茶の間に気づかっているのかもしれませんが、この作品のファンはそんなものを求めていないと思います。

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さて、来週、中年男性が陶芸と向き合う映画を観に行く予定でいます。今回が3作品目になります。私は、こういうコミカルな物語が嫌いな訳ではありません。映画館で笑いをこらえることができるか楽しみです。

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