こんにちは!
みんさんは、普段何気なく使っているお金の役割を考えたことは
ありますでしょうか?
パッと浮かぶものは、欲しい商品を購入するための「対価」という
役割でしょうか?
確かに、ものを買うには現代社会では、
基本的に対価を「お金」というツールを使って払わなければ、
手に入れることはできませんよね?
しかし、この「お金」には、他にもいくつかの役割があります。
それでは、一緒に見ていきましょう!
お金の3つの機能
お金には、実は3つの機能があります!
①交換機能
前回の投稿で、「お金のはじまりは物々交換」だと書かせていただきました。
まさに、お金は
「モノとモノを交換するときの仲立ち」
をする役割を担っています。
物々交換の時は、
お互いのものがあ互いにとって、「妥当な価値のあるもの」と認められれば、そこで初めて取引が成立するモノでしたが、
お金が登場したことで、
物々交換の時に生じた「モノの価値が一致しないと取引が成立しない」という事態にならずに済むようになりました。
お金という価値を交換することで取引がスムーズに成立するのです。
②尺度機能
お金というツールがあるおかげで、私たちはその
「モノの価値を数値で表現し、共通して認識」することが
できるようになりました!
そして、そのモノにどれだけの価値があるのかを判断したり、
比べたりするための「価値のものさし」としてお金を使っています。
共通のものさしがあることで、世の中にたくさん溢れるものの価値を
皆が共通の認識で測ることができるようになりました。
この役割によって、
より公正な取引ができるようになったとも言えるでしょう。
③保存機能
物々交換で得たものは、
いつかは壊れたり腐ったりしてしまうかもしれません。
しかし、お金(硬貨・紙幣)であれば、「価値を保管」しておくことが
できます。
この形になったことで、得た価値(=お金)を貯めておくことができるようになり、資産として「増やす」ことができるというメリットが生まれました。
お金を資産として蓄えることで、
より価値が高いものを購入することができたり、
未来に起こるかもしれない有事などに対して準備をすることも
できるようになりました。
まとめ
お金には、3つ役割がある!
①交換機能
→「モノとモノを交換するときの仲立ち」という役割
②尺度機能
→「モノの価値を数値として表すことで、皆が共通して認識できるようにする」という役割
③保管機能
→「価値を保管」する役割
これらの役割が、お金にはあったんです!
欲しいものを手に入れるために、
皆が同じ尺度でみれる価値あるものだからこそ、
取引が公正になりスムーズになるというメリットがあります。
そして、お金は価値を「保管」できるとう特性から、
それを貯めれば、より価値のあるものを購入することもできますし、
将来への備えとして資産として蓄えておいて、
「将来に対する安心材料」にすることもできます!
今回紹介した「お金の役割」は
「言われてみれば、そんな役割があるな」と理解できるものばかりだったと
思います。
この役割を再認識して、ぜひ、上手にお金を使ってみてください!
では、今回はここまでです!
次回は、「お金は大事!社会の血液」というタイトルでご紹介します。
お楽しみに!