お金は大事! 社会の血液

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マネー・副業


3つのグループを循環するお金


社会を人間の体に例えるとするなら、お金はいわば「血液」です。
血液は、人間の体の中を絶えず循環しています。
心臓からスタートし、体・脳・手足の先と 全身を循環して、
最後はまた心臓に戻ってきます。

これと同じように、
お金は社会の中を循環して回っており、
まわりまわって戻ってきます。

こうして、お金が循環しているからこそ、
私たちは会社からお給料をいただけたり、
そのお金を好きに使うなり、貯金したり、
また、公共のサービスを受けられているのです。

つまり、お金が「循環」することによって、
世の中の一定の恩恵を享受できるわけですね。

体でも、血液は生きていくために必要な酸素や栄養を
身体中に届けてくれています。
もし、この機能がなくなれば、それは「死」を意味します。

これと同じように、社会にとって「お金の循環」はとても大切なことである
わけです。

では、お金はどのように社会を回っているのでしょうか?

少し難しい言葉ですが、お金がぐるぐると回る3つのグループのことを
経済主体」と言います。

・消費活動を行う「家計
・モノやサービスを作り出す「企業
・家計と企業から集めた税金を使い公共事業やサービスを提供する
 「国・地方公共団体

この3つの間をお金は巡っています。
ちなみに、この流れのことを「経済循環」と言います。


支払って終わりではない


私たちが普段、買い物などで支払いをしていますが、
そのお金は支払った後は、どこかへ消えていってしまうのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

ちゃんとどこかに存在し、先ほど挙げた
経済主体(家計・企業・国や地方公共団体)のいずれかに流れています。

私たちが日々、支払いをしたり、会社で働き給与をもらうことは、
まさに経済循環の一部なのです。

給与から差し引かれた税金や自分が支払ったモノの代金が、
まわりまわって自分の元にお金やサービスとしてかえってきているのです。

3つの経済主体がお互いに関係し合い、
お金が回っていくことで経済は成立しています。



いかがでしたでしょうか?

今回は、お金がどこを循環しているのか?ということをメインに
書かせていただきました。

「自分の所有物」という感覚で捉えていると、
「今月はいくら入って、今日はいくら減っていった」という
プラスかマイナスか という点に目が行きがちですが、
こうして全体で捉えてみると、
大きな循環の中の一部に自分がいるんだとわかります。

「今日はこんなにお金を使っちゃった(減っちゃった)」とがっかりする
こともあるかとは思いますが、
目先のプラスマイナスだけをみるのではなく、
今持っているお金を「どこに流そうか」
そして「回り回って、どのような形で恩恵を受けれるか」と言った視点で
捉えてみて、自分が流れを作るのに一役買っている。と捉えてみても
いいかもしれません。

綺麗事を言うつもりはありませんが、
このような大きな視点で見て日常生活を振り返ってみると、
私たちは思いのほか社会や他人からの恩恵を
お金やサービスという形で受けているのかもしれません。

「今月はどうやってやりくりしよう」ということで頭がいっぱいになる方も
たくさんおられると思いますが(私もです笑)
それだけに縛られるのは、とても勿体無いと思います。

今回の記事を読んで、視点が変わって、少しでも心に余裕が生まれたり
ポジティブになれる人が増えたらとても嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!
最後の方は、なんだか励ましのメッセージみたいになってしましましたが
ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました!

次回は、お金に関する話では欠かせない、
今回は登場しなかった「とある機関」に触れて記事を書いていこうと
思います。

では、次回もお楽しみに!


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