学生と社会人の違い② -評価され続ける-

記事
ビジネス・マーケティング
※本投稿は2-3分程度で読むことができます。

学生と社会人の違いについて、前回は「生き方の前提が変わる」ことを扱いました。↓

今回は「評価され続ける」についてです。
※あくまで「仕事」を想定したお話です。

評価され続ける

会社勤めであれば社内外からの信頼と評価を積み上げていかなければ、難易度の高い仕事にアサインされることはあり得ませんし、結果的に昇格・昇給についても同期と差が広がることになります。

フリーランスであれば、実績とともにお客様からの評価がなければ継続的に仕事ができません。

「昇格・昇給には興味がない」という場合であっても、せっかく一日の大半、人生の多くの時間を投下するのであれば、ご自身にとって「意味のあるもの」にしたいと考えるのは当たり前ではないでしょうか?

とりわけ日本型の雇用習慣であれば、生活に困らない水準での給与が安定的に支給され、解雇の心配もほとんどありません。自然と「評価され続ける」という意識が希薄になっていき、惰性で仕事をしてしまう人の割合は年齢を重ねるごとに増えると私は感じています。
※あくまで私が人事として勤めてきた経験です。

新社会人になる学生としても、内定から入社までは「お客さん」として扱われるケースが多く、マインドセットをしないまま社会人になってしまう人も多いと感じています。昨年1年間、723名の学生との個別面談の中で、学生と社会人の違いを問いかけた際、「評価をされ続ける」旨の回答をしていただいた学生は全体の1%ほどでした。

①目を見て挨拶 ②期限を守る ③5S などなど、まずは目の前の「小さな約束」を守り続け、「小さな信頼」を積み重ね続けることが、ご自身の社会人生活を有意義にしていくと感じています。

上記を踏まえたうえで、学生とのやり取りでお伝えしていることをご紹介させていただきます。

学生の方々との面談の中で、「やりたい仕事ができるか?」とご質問をいただくことがあります。私は必ず「入社後のあなた次第です」と回答しています。

どの企業も、社会へ価値提供をするために事業活動をしているのであり、社員へポジションを与えるためではありません。小さな約束・信頼・評価を積み重ねていき、かつご自身のキャリアビジョンを発信しつづけていれば、必ずそれを正当に見てくれている人がいるはずです。当然、同じキャリビジョンを描いている方が他にもいるのであれば、紛れもなく「競争」になります。

自分の居場所は自分で創るもの、これは社会人・学生どちらでも大切な考え方ですね。

今回は長文となりましたが、ご一読いただき誠にありがとうございました。

※今回の内容は、現職やコーチングの場で実際にお伝えをしている内容の一部となります。コーチングをはじめ、ご自身の目標達成に向けた動機付け・モチベーション管理についてもサービスを提供しております。

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