おすゝめの読書法② ~全てはスタンスから~

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第2回 「読書が上手くいかなかった原因の考察」

※本投稿は2-3分で読むことができます。
※第1回はこちら↓

第1回に引き続き、今回は「読書が上手くいかなかった原因」についてです。

読書が上手くいかない原因、結論を一言で表すと、

「本を買うこと・読むことが目的になっている」だと私は感じています。
(いわゆる"手段の目的化)。

非常にシンプルにお感じになられると思いますが、詳しく見ていきましょう。


①「変化を起こすためのプロセス」を最終ゴールとしてしまう。

本ブログ2_変化のプロセス.png


上記の通り、本を買う・本を読むことは「変化を起こすためのプロセス」と考えることができます。そのうえで、プロセスの部分に最終のゴールテープをセットしてしまうと、「自分の行動を見直す・変える」というゴールの手前で歩みを止めていると言えるでしょう。


➁「本が自然と自分に気づきを与えてくれる」と錯覚してしまう。

当事者意識の欠如により、「待ちの姿勢」に徹してしまうということも原因と考えられます。こちらも非常にシンプルです。

上記①に関連しますが、「本を買うこと・読むこと」を最終ゴールに設定している場合、既に潜在的には目的が達成されているので自然と当事者意識が希薄となります。

その結果、「本の内容は自分の日常の行動に照らすとどの部分に当てはめることができるのだろう?その場合、明日からどのような行動をすべきか?」という形で自分事に置き換えて読もうとしなくなります。
また、「お金と時間を費やして読んでいるのだから、気づきを与えてくれるに違いない」という「お客様姿勢」が強まると、自分自身で考えることを放棄してしまいます。

同様のケースとしては、「有名な著者が書いているのだから、自分でも理解できるだろう・正しいことが書いてあるに違いない」と自己暗示に陥り、「理解したつもりになる・書かれていること全てが正しい」と考え、やはり自分で考えることを放棄してしまうこともあります。

あくまで私の経験に基づく考察でありますので、ご参考程度にお読みいただければ幸いです。

ご一読いただき、ありがとうございました。


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