海外移住・生活・留学・進学・就職・転職 - 6

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皆さん
お疲れ様です。
北家です :)

本日も、2023年に海外挑戦を目指す方々へ向けて情報を共有させて頂きます。

現在、海外の私立高校へ入学•編入についてお話しさせて頂いております。当シリーズは、1から読んで頂くとより深く理解して頂ける仕組みになっております。

では、続けます。

B. 一番のチャレンジとは、、、

教育機関と言えども私立高校も法人であり、少子化と都市への人口の流出が進む中、どこも生徒の獲得に必死です。よって、殆どの高校が海外のマーケットに興味を持っています。また余程特殊または保守的でない限り、彼らは国際化をダイバーシティーの拡大の一環とし、学校の評価を上げる取り組みとしてポジティブに捉えています。

よって、学費の問題さえ解決し、成績と品行が平均的でさえあれば、海外の高校は常に留学生の受け入れに前向きです。

では、高校留学の一番のチャレンは何でしょうか。

それは、日本人生徒のコミュニケーション能力と自己管理能力の相対的な低さです。高校留学を目指す方は、細かい英語力よりもむしろ表現力や社交性を磨きましょう。イギリスやアイルランドでは、プレゼンやディスカッション、グループで取り組む課題に溢れていますし、我々は英語が拙い分、Class Participation (授業中の発言回数や内容が成績に反映されます。)で評価を上げなければなりません。

そういった意味でも、事前準備として入学前の3〜6ヶ月間または1年間語語学学校で英語力、自己管理能力、表現力を養いながら海外生活に慣れることは決して無駄ではありません。(在学中に語学学校で英語の補講を行う事も可能です。)

C. 本人の意思の確認の重要性

素行不良の子や家族の期待に応えられなかった子を遠くに追いやりたい親とそれを専門にサポートする留学斡旋会社が存在します。表現が難しいのですが、経済力のある親が子を遠くに飛ばすために半ば強制的に留学させるパターンが実際に存在します。

素行不良の子は、寮やホストファミリー先で破壊や暴力行為を行なったり、水商売の方を呼んだり、タバコや喫煙、ドラッグに手を出す等、受け入れ側は対応に追われます。私自身も何度か直接対応致しました。
家族の期待に応えられなかった子とは、例えば、家族皆が医者なのに医大に進学する学力が無いと親に判断された、諦められた子です。親の望む進路から外れたせいで、逃げるように留学した子、留学させらた子は、帰国したいのに帰国できず、やがて精神底に追い込まれ、鬱になり、命を絶つことがあります。私自身は直接対応したことはありませんが、実際に起きています。
どちらのケースにおいても、親や留学斡旋会社は我々に丸投げ状態で、連絡も取れなくなります。

以上、私が「私立高校へ入学•編入」と聞くと思う3つの観点です。

マイナーが単身で挑む海外生活•長期留学は、生徒本人の強い意志が必須であると共に、生徒、親、教育機関が常時一丸となって取り組まなければならない他の留学とは本質的に異なる選択肢です。

少しでも参考になれば幸いです。

次回に続きます :)

北家
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