海外移住・生活・留学・進学・就職・転職 - 5

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皆さん
こんにちは
Masaです :)

本日は、2023年に海外挑戦を目指す方々への情報共有の続きです。

既に就労と観光を目的として入国するメリットとデメリットに触れさせて頂きました。そして前回の投稿から学習を目的としての入国いわゆる「留学」についてお話しさせて頂いております。

以下、先ずは基本的なアイデアです :)

・学費を支払った分の期間のみ滞在が可能です。
・現地で追加の学費を支払うと、現地で滞在の許可を延長出来ます。
・イギリスとアイルランドの場合、成人は週に20時間まで就労が可能です。
・イギリスの場合、語学学校に所属している場合は、就労が不可です。
・イギリスとアイルランドの場合、現地の大学や大学院を卒業すると、そのまま現地で1〜2年間の滞在の延長の申請が可能になります。また、その間はフルタイムで就労が可能です。

一言に「留学」と言ってもその範囲は広い為、子供と大人に分けて、少しづつ順番にお話しさせて頂きます。

先ずは、マイナー (未成年を意味します。国によって定義は異なりますが、イギリスやアイルランドでは一般的に17歳以下を指します。18歳以上は成人として扱われます。)が、勉強を目的として個人的に入国する場合です。

以下、マイナーが留学する際の追加のアイデアです :)

・就労は不可です。
・全ての決定権は親にありますので、あらゆる状況下で親の同意書が必要になります。
・受け入れる側の学校と送り出す側の学校及び留学斡旋会社は、生徒が現地に滞在期間中、常時生徒とその親との綿密な連携を必要とします。
・語学学校で学ぶ場合、自己管理能力が高い17歳は稀に成人として扱われ、大人と同じコースに参加を許可されることがあります。

現実的に考えると、マイナーの選択肢は大きく分けて3つあります。

1. 私立高校へ入学•編入
2. 語学学校のジュニアサマープログラム (ジュニアキャンププログラム)へ参加
3. 語学学校のファミリーパッケージプログラムへ参加

では、順番にお話しさせて頂きます。

1. 私立高校へ入学•編入 
(アイルランドの語学学校で勤務していた当時、私は高校留学プログラムも担当しておりました。現地の私立高校に転職後は、留学生の受け入れにも携わっておりました。)

A、B、Cの3つの観点からご説明いたします :)

A. 受け入れる側は各生徒を精査したい

提携校に入学•編入するパターンと受け入れ先を一から探して入学•編入するパターンに分かれます。

前者の場合は提携校間のやり取りに終始するため、受け入れる側にとっても、送り出す側にとっても、そしてもちろん生徒とその親にとっても、兎に角不安が少なく物事をスムーズに運べます。
受け入れる側は既に送り出す側と信頼関係があります。よって、送り出す側から伝えられる生徒の学歴、成績、英語力、性格、品行、親の経済力を聞くだけで、入学の可否を判断することが可能です。しかし海外に提携校を持つ高校は少ないでしょう。

選択肢を増やすなら後者です。しかし、受け入れ側は、以前に留学生を受け入れた事があるかないかにもよりますが、基本的に初めて連絡してきた外国の教育機関、生徒やその親の話を鵜呑みにすることが出来ないため、物事がスムーズに運びません。当然、外国の評価基準で提出された生徒の学歴、成績、英語力、性格、品行も理解出来ません。よって、両者の間で事前のミーティングや面談を繰り返さなければならず、前者よりも時間がかかります。

同時に、受け入れ側の殆どは第二言語・外国語としての英語教育を自身で提供していません。よって、たとえ生徒の受け入れを決めたとしても、その生徒の英語力に不安がある場合、先ずは第二言語・外国語としての英語教育に特化している現地の語学学校で英語を学んでもらおうという発想になります。これにより、受け入れ側は生徒の「リアル」な英語力と海外生活への順応性を正確に判断することが出来、安心して受け入れに踏み切ることが出来ます。

(高校レベルでは、英語力のみならず、他者とのコミュニケーション能力にも焦点が当たります。IELTSやTOEFLの成績は最優先ではありません。)

高校留学を検討する際、我々にとっての有効な選択肢は、英語教育を提供している留学斡旋会社もしくは私のような日本人スタッフがいる現地の語学学校に相談することです。

受け入れ側は、以前に日本の留学斡旋会社や現地の語学学校を介して留学生を受け入れた事があるかもしれません。前例が無かったとしても、受け入れ側にとっては、第二言語・外国語としての英語教育に特化している彼らが最も身近で信頼出来る存在です。

次回に続きます!

少しでも参考になれば幸いです :)

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