〜「本当に自由だったら何をする?」という問いから生まれた気づき〜
■ 悩みはない。でも“どこか引っかかる”。そんなときありませんか?
クライアントさまとの対話の中で、こんな一言がありました。
「特に悩みもなく、忙しいけれど平和に過ごせています。」
とても健やかで、穏やかな状態。
それでも、ご本人の中には“言葉にしづらい何か”がありました。
そんなときほど、ふと心に投げかけると
大きな意味を持つ問いがあります。
■ 「もし本当に自由だったら、自分は何をする?」
この問いは、一見シンプル。
でも、いざ考えると、意外と難しいものです。
クライアントさまも、
「未知ですね」
「まだピンと来ないなぁ」
と、静かに自分の内側を探っている様子でした。
心がざわついているわけではないのに、
すぐに答えが出ない──
これこそが“本音への入り口”でもあります。
■ そこで「5年後の自分」を想像してみることに
視点を変えて、
「5年後、自分は何をしていると思いますか?」
と問いかけてみました。
・いつから?
・どんな時間を過ごしている?
・どんな気持ちだろう?
問いを重ねていくうちに、
少しずつ言葉があふれはじめました。
■ 小さな「好き」が未来の輪郭をつくりはじめる
最初は曖昧だった未来像が、
だんだんと具体的な“好き”として形になってきました。
・「スポーツ観戦を自由に楽しみたい」
・「イベントごとにも行きたい。そういうの好きかも」
・「むしろ、自分が“やる側”になるのも楽しそう」
壮大な夢じゃなくていい。
むしろ、こうした“小さなワクワク”こそ、
人の未来をあたたかく照らします。
言葉にするたび、
クライアントさまの目線が未来に向かっていくのが伝わってきました。
■ 「その先には、どんな未来が待っていますか?」
ここで一つ、深い問いを投げてみました。
「その“好き”の、その先には何がありますか?」
この一言で、
クライアントさまの視線が “今の延長” から
“未来の広がり” にふっと移った瞬間がありました。
自由になる
→ 好きなことをする
→ そして、その先の未来がひらけていく
そんな流れが自然に見えてきたのです。
そして、クライアントさまは静かにこう言いました。
「改めて振り返ると、人生ってスポーツでできていたんですね。」
スポーツ観戦が好きで、イベントも好きで、
ワクワクの根っこにはいつも“スポーツの空気感”があった。
まるで人生の地層を掘り下げたら、
底に“スポーツ”という層が広がっていたような感覚でした。
■ 悩みがあるときも、悩みがないときも
コーチングで大切なのは 「問い」 です。
問いがあるから、人は気づける。
気づきがあるから、未来の見え方が変わる。
今回のように、
「特に悩みはないんだけど…」というタイミングこそ、
自分の本音や“好きの方向性”が浮かび上がりやすい瞬間です。
クライアントさまの未来は、派手ではなくても、
“好き”を中心にした穏やかであたたかい未来でした。
人生はスポーツでできていた。
その発見が、これからの5年間をそっと照らしていくのだと思います。
■ あなたの“人生の地層”には、何が眠っていますか?
このブログを読んで
「自分にも当てはまるかも…」
と思った方は、ぜひ一度お話ししてみませんか?
答えを押しつけるのではなく、
あなたの中にずっとあった“好き”や“未来の芽”を一緒に見つけていく。
そんなコーチングを大切にしています。