本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
本日のテーマは、
「人の本能」
です。
30kmマラソンも残り1km。
ラストスパートに入る。
気づくと、5分台でペースランナーと共に走っていた選手2人はいなくなっていた。
前に行った様子はなかったので、どうやら5分台を維持できなかったらしい。
そして、自分のペースも、
「1kmあたりのペースは6分2秒」
5分台が維持できなくなってきた。
こういう時は頭の中に思いを巡らせて、とにかく楽しい事を考える。
◯30kmを走り終わったらやりたいこと!
1.アイスクリームを2個食べる!
普段から1週間に1度しか食べない僕にとって、アイスクリーム2個は至福の贅沢!
2.飲み物をがぶ飲み!
給水所を通過するたびに受け取る、小さな小さな紙コップ。あれだけ満足できるわけがない。毎回小出しにされる飲み物。あのスポーツドリンクをがぶ飲みしたい!
3.定食を食べる
とにかく、自分が美味しいと思える定食を思う存分味わいたい!
日頃の食事制限のせいか、食べ物と飲み物の事ばっかり。精神的にキツくなると、世俗にまみれてしまう自分がいる。
ピンチの時に一番力になるのは、生への渇望と欲望。
最後の力を振り絞る。
あっ!
隣に選手が並んでくる。
僕より速い。
負けてたまるか!
負けたくないという競争心。
最後の力を振り絞り、僕はゴールしたのでした。
追伸
人の能力を向上させ、望む結果へと導くコーチング。
それが僕のお仕事です。
そんな僕が限界に達すると、欲望と競争心、生への渇望の思考になっています(笑)
ただ、
人間の根本にはこういった考え方があります。
まず生きるという生存本能。
「水を飲みたい、食べ物を食べたい、トイレに行きたい」
これらは生理現象です。
ピンチになると必ず出てきます。
そして、
「人に負けたくない」
という感情。
自分を大事に考えれば考えるほど出てくる感情です。
世間では競争を否定する考えもありますし、僕自身、すべての物事に競争を取り入れるのはあまり賛成できません。
が、
競争するからこそ、新しいものが生まれる。
という考えもあります。
例えば、
車市場。
ただ人を乗せて走る。目的地へ送り届けるだけの乗り物なら、同じ性能でも構いません。
しかし、私達が求めているものはそれぞれ違います。
1人暮らしなら、値段が手頃な車やかっこいい車。
2世代、3世代で住んでいる家族なら、ファミリー向けの大きな車。
富裕層であれば、高級で性能、デザイン重視の車など。
私達の求めるものに対して、それぞれの会社が案を出し、競争することによって新しいものが生まれていくんですよね。
定期的に自分の限界に挑んで、自分の本質を知ること。
そして、人との競争から新しいものを見つけ出し、
以前の自分よりも成長した自分に出会うこと。
これらは人の成長に欠かせない要因かもしれません。