本日も記事をご覧いただきありがとうございます。
山を下り始めてしばらく。
六甲山手前の道はずっと上りだったため、
下りる時はずっと下りが続く。
傾斜がキツイ場面では、普通に歩いていても、誰かに背中を押されているような感覚。
自然と身体が加速していく。
トレイルランでタイムを縮めるとしたら、下りはかなりのチャンス!
そう考えて走ってみる。
上りで歩いてきた景色が、ものすごい勢いで後ろに流れていく。
普段、下り坂で走る事はないし、下り坂がここまで続く坂道もない。
勝手に足が前に出て、常に着地する場所の選択肢が求められる。
砂利道に足をつければすべるかもしれない。
ぬかるみに足をつければ足をとられるかも。
石の上に足をつければ、バランスを崩すかもしれない。
緊張とスピードが重なって、一気に気分が上がっていく。
「気持ちいい!」
あれだけ苦労して登ってきた道を一気に駆け下りていく心地よさ。
自転車で上った坂を一気に下りていく感覚。
ブレーキは己の重心のみ。
重心を後ろに乗せながら、一気に山を駆け下りていく。
ザザザザザーーーーーー!!
転んだ。
盛大に転んだ。
「危なっ」
砂利道につけた足がバランスを崩し、支えようとしたもう片方の足が着地した場所も砂利道だった。
下りで加速している分、ランニングシューズだと踏ん張りがきかなかった。
これは、やっぱりトレイルシューズが必要かもしれない。
ノートを取り出して書き込む。
トレイルシューズに求めるもの
・防水機能(ぬかるみ対策)
・滑り防止機能
現場に来てだいぶデータが揃ってきた。
その他にも、重心を後ろにかけながら走っていると、つま先が頻繁に靴の先に当たる。
人は長時間靴を履いて走っていると、自然と足がむくんできてしまう。
特にハーフマラソンやフルマラソンなどの長距離になると、締め付けが強くなり、つま先が痛くて走れなくなる。
僕が初めて走ったフルマラソンで歩くことになったのも、この痛みがキッカケ。
今回の登山コースは最短12kmのコース。ハーフマラソンの21.095kmのおよそ半分だが、下りにかかるつま先への負担はそれ以上かもしれない。
となると、靴のサイズは大きめの方がいいか。
ただ、
今日履いてきたのも、少し大きめのランニングシューズ。
大きい靴には、砂や石ころが頻繁に入ってくる。
そうなるとスムーズに走れなくなるかもしれない。
快適に走るためにはどちらか優先すべきなのか。僕は走りながら検証し始めたのでした。
追伸
マラソンとトレイルラン。
走る場所、状況によって靴に求める性能は変わってきます。
さらに細かく分けると、
走る時間や距離、目的によっても変わります。
例えば、
短距離なのか。
長距離なのか。
晴れの日に走るのか。
雨の日に走るのか。
速く走るのか。
一定のペースで走るのか。
スタミナをつけるために走るのか。
それぞれの目的で選ぶ靴は変わってきます。
これは、人間関係も同様です。
「状況や目的によって人が求めているものが変わる」
この事実に気づいてない人は、どうしても自分のものさしで人を測ってしまいます。
・子どもが成長によって、変わってしまったと嘆く親御さん
・自分が若い頃はもっと苦労したんだと自慢する上司
・自分の歩んできた人生の正解以外は認めない人達
相手の視点で考えれば、それぞれの人間には別々の人生があることが分かります。
それが当たり前なんですよね。
色んな経験、色んな可能性を知ることは、人をより深く理解するキッカケになるかもしれません。