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山頂手前の休憩施設に到着。
自動販売機で飲み物を買いながら、周りを眺める。
雨ヶ峠にあった休憩ポイントと違って、食堂もあるちゃんとした休憩施設。
舗装された道路もあるので、山を登ってきたハイカーの姿はもちろん、中にはヒルクライム。自転車で坂を登る人の姿も見える。
トイレ前の椅子に座り、これまでのタイムを確認する。
2時間5分53秒。
歩数は11426歩。
2時間かぁ・・・。
トレイルランのコースはこれで終わり。ではなく、有馬温泉の方へ下っていくコースも含まれる。
つまり、下山も含めたルートを合わせた距離が、コースの全長ということになる。
これはなかなかだな・・・。
念のため、制限時間を確認しておこう。
「8時から10時スタートで、14時までにゴールしてください」
最高で6時間、最短で4時間の猶予がある。
上りで2時間ぐらいなら、下りで1時間といったところ。
トータル3時間と考えれば、タイムアップの可能性はまずない。
ただ、走って駆け抜けるとなると・・・。
やっぱりスタミナ管理が重要になる。
すべてのコースで走るか。
それとも、上りのコースは体力を温存して、スピードが出やすい平地と下りで走るか。
どちらにしても、レースとして走るなら、フルで走れる体力作りが必要。
「この先、六甲山最高峰」
目にした看板の向こうに、さらに坂が続いている。
とりあえず、頂上まで行こう。
登山の1番の報酬は、山頂から眺める景色。
十分に水分をとって再び歩き始める。
再び上り始めて約15分。
あっという間に山頂に到着。
道中は傾斜はきつい坂だったが、舗装されている道。
道が舗装されていると当然、歩きやすい。
道路を整備してくれた人に、これだけ感謝の念が生まれたことは今までなかったかもしれない。
そんな事をしみじみ思いながら、山頂の証。
「金剛山最高峰 931m」
と書かれた札を眺める。
頂上から眺める景色はまさしく最高峰。
雲と同じ高さの場所に僕は立っている!!
「今日出る時、家の鍵かけたっけ?」
「エアコンの電気消したっけ?」
「テレビ番組予約したきたっけ?」
山に上り始めて気づいた小さな悩みも、景色を見ただけで吹き飛んでいく。
「そんなのは帰ってから確認すればいいんだよ」
神様がそんな風に言っているような気がする。
ここからどうするかだな。
出会いがあれば別れがある。上りがあれば下りがある。
山を登ったからには、待っているのは下りのコース。
ここから山を下って有馬温泉に到着。そこから交通機関を使って帰るのがスタンダードなハイキングコース。
僕が山の入口まで使った交通機関は自転車。
自転車を取りに帰らなくてはならない。
有馬温泉まで下って、再び登山して帰るか。
それとも、
有馬温泉まで行かずに今から下山するか。
再び天使と悪魔が話し始める。
天使「このまま有馬温泉まで行って、2回登山しちゃえばいいのよ!」
「天使うるさい」
悪魔が喋るまでもなく、僕は天使の意見を却下して下山を始めたのでした。