自分の心の中をうまく言い表せない、悩みをうまく話せない方へ◇寄り添いカウンセラーからのメッセージ

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コラム
「何が辛かったの?」

と訊かれるのは、ときに負担。
辛い状況でなくとも、自分の心の中を言語化することはとても大変なことです。

うまく説明できなくて嘘をついているように思われないか、
分かってもらえなくて弱い人だと思われないか、
そんな心配が常に付きまとう。

もやもやした心の内を、「言葉」という制限されたもので表すのは果てしなく大変なこと。
聞き手はまずそれを理解しないといけない。
そして、聞き手の腕の見せ所だという覚悟を持って、誠心誠意向き合わなければいけない。
話し手は焦る必要は何もないんです。聞き手が頑張れば良いのですから。

沈黙。
それを多くの人は怖がるし、それが続くことが耐えられない人もいる。

でも、
沈黙の中でも、頭と心は常に動き、思考し、せわしなく駆け巡っている。
話し手が黙っているからって、何も考えていない、何も話そうとしない、なんて聞き手は思っていません。

たとえずべてを共有できなくても、
その中身を理解しよう、
という気持ちが聞き手にあれば、
きっと深くまで分かり合える。
沈黙があっても、深い充足感を味わうことができる。

そしてその先で、文章になっていなくても、
文と文が繋がっていなくても、
単語だけ絞り出して伝える形でも、
きっと聞き手の配慮で、その気持ちはわかってもらえる。

言語化をおそれないで。
私は、あなたを待ち、受け止める準備があります。
その先の解放感のために。


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