近所のコンビニまで行くだけなのに、なんだか鏡の前で立ち止まってしまう。
「もし、あの人にバッタリ会ったらどうしよう」
そんな思いが頭をよぎって、髪を整え、お気に入りの服を選び、しっかりメイクをする。
まるで戦場へ向かう騎士が鎧をまとうように、あなたは自分を「武装」して外に出ているのかもしれませんね。
心理カウンセラーの「うさぴょん」です。
僕は、そんなあなたの「武装」を、とても健気で、愛おしい努力だと感じています。
でも、少しだけ、心が疲れてしまっていませんか?
「恥ずかしくない自分」を作っていないと不安で外に出られないというのは、それだけあなたが、その「再会」を大切に思っている証拠です。
繊細な気質を持つHSPさんは、想像力がとても豊かです。
まだ起きていない未来の出来事を、まるで今目の前で起きていることのように鮮やかに感じ取ることができます。
だからこそ、「もしボロボロな姿で会ってしまったら、ガッカリされるかもしれない」「あの頃より綺麗になったと思われたい」という願いが、人一倍強くなるのは自然なことなんです。
僕は、その気持ちを否定する必要はまったくないと思っています。
むしろ、いつどこで誰に会ってもいいように自分を整えるというのは、自分を大切に扱おうとする、とても素敵な姿勢です。
ただ、「武装」がいつの間にか「義務」になって、あなたを苦しめているのなら、少しだけ視点を変えてみませんか。
「武装」は、あなたを守るための盾。
でも、重すぎる盾は、あなたから歩く楽しさを奪ってしまうこともあるんです。
僕は、あなたが「あの人に見られてもいい自分」を作るのと同時に、「今の自分を許してあげられる自分」も育てていけたらいいなと思っています。
もし、すっぴんで、ヨレヨレのTシャツでコンビニに行っているときに、偶然あの人に会ってしまったとしたら。
その瞬間にあなたが感じる「恥ずかしさ」は、実はあなたが「完璧でありたい」と願う、純粋な乙女心の裏返しなんです。
僕は、そんな隙のあるあなたも、きっと魅力的だと思うのです。
「あ、今日はちょっと油断しちゃった」と笑えるくらいの余裕が、あなたの心の中に少しずつ増えていったら。
外の世界は、今よりもずっと優しく、穏やかな場所に変わっていくはずです。
「武装」しなくても、あなたの価値は一ミリも変わりません。
あなたは、ただそこにいて、呼吸をしているだけで、十分に「恥ずかしくない存在」なんですよ。
今日は、少しだけ肩の力を抜いて。
「誰のためでもない、自分のためだけの心地よさ」を優先して、外の空気を吸ってみるのはいかがでしょうか。
あなたの繊細な心が、少しでも軽くなることを願っています。