空を見上げると、そこにはいつも月がありますね。
満月の夜はどこか心がざわざわして、理由もなく気持ちが昂ってしまったり。
逆に新月の夜は、深い海の底に沈んでいくような、ひどい落ち込みを感じたりすることはありませんか?
「どうしてこんなに感情が振り回されるんだろう」と、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
でもね、それはあなたがそれだけ、この世界の小さな変化を敏感にキャッチできる、豊かな感性の持ち主だからなんです。
僕はこれまで、多くの「繊細さん」や、言えない悩みを抱える女性たちのお話を聞いてきました。
そんな中で感じるのは、月のリズムと心のリズムは、驚くほど密接につながっているということです。
特にHSPの方は、五感だけでなく、目に見えないエネルギーや空気の変化にもとても敏感です。
満月の時期は、月の引力が最大になります。
海が満潮を迎えるように、私たちの体の中にある水分や感情も、外へ向かってパンパンに膨らんでいくようなイメージです。
だから、いつもは抑えている感情が溢れ出したり、神経が高ぶって眠れなくなったりするのは、ある意味とても自然な反応なんですよ。
「今は満月だから、心が少しお祭り騒ぎをしているだけ」
そんなふうに、少しだけ客観的に自分を見つめてあげてくださいね。
そして新月の時期は、その逆です。
月が姿を隠すように、私たちのエネルギーも内側へと向かっていきます。
いわば「心のデトックス」の時期。
ひどく落ち込んだり、何もしたくないと感じたりするのは、心が「今は休んで、自分を整える時間だよ」と教えてくれているサインです。
そんな時は、無理に元気を出そうとしなくて大丈夫。
温かい飲み物を飲んで、早めに布団に入って、ただ自分を甘やかしてあげてください。
僕は、あなたが抱えているその繊細さを、無理に直すべきものだとは思いません。
月の満ち欠けに反応してしまうのは、あなたが宇宙のリズムと共鳴している証拠。
それは、とても神秘的で、美しいことだと思いませんか?
理由のない不安や昂りに襲われた時は、深呼吸をして、こう自分に声をかけてあげてください。
「大丈夫。これは月の仕業。私は私のままで、今日もよく頑張っているよ」
あなたの心が、少しでも穏やかな夜を過ごせるよう、いつも願っています。