繊細さん(HSPさん)が感じる「場所の記憶」と、心がふっと軽くなるお守り

繊細さん(HSPさん)が感じる「場所の記憶」と、心がふっと軽くなるお守り

記事
コラム
病院の長い廊下を歩いているときや、歴史を重ねた古い建物に足を踏み入れたとき。

ふいに、鉛を背負ったように体がずしりと重くなったり、冷たい空気に包まれたような感覚になったりすることはありませんか?

周りの人は平気な顔をして歩いているのに、自分だけがその場の空気に飲み込まれてしまう。

「どうして私だけこんなに疲れちゃうんだろう」と、自分の弱さのように感じてしまうこともあるかもしれませんね。

でも、それはあなたが弱いからではなく、あなたの心がとても澄んでいて、目に見えない「場所の記憶」を丁寧に受け取っている証拠なんですよ。

心理カウンセラーとして、これまで多くのHSPの方や、人には言えない深い悩みを抱える女性のお話を聞いてきました。

その中で確信しているのは、繊細な方ほど、その場に残っている感情の「ひずみ」や「残り香」を敏感にキャッチしてしまうということです。

病院には、誰かの切実な祈りや、不安、ときには深い悲しみが静かに積み重なっています。

古い建物には、長い年月をかけて行き交った人々の情念や、閉じ込められた記憶が息づいています。

五感を超えた「第六感」とも言える鋭いアンテナを持つあなたは、無意識のうちにそれらを自分のことのように受け止めて、心が一生懸命に処理しようとしてくれているのです。

体が重くなるのは、「今は少し自分を守ってあげてね」という、あなた自身の心からの大切なサイン。

そんなときは、無理にその場に馴染もうとしなくて大丈夫ですよ。

もし、特定の場所で息苦しさを感じたら、まずは自分の境界線を意識してみてください。

イメージの中で、自分の周りに柔らかい光のバリアを張るような感覚を持ってみるのもいいかもしれません。

「これは私の感情ではなく、この場所のもの。私は私で大丈夫」と、心の中でそっと唱えてあげてくださいね。

そして、その場所を離れた後は、温かい飲み物を飲んだり、お気に入りの香りに触れたりして、五感を「今、ここ」の心地よさで満たしてあげましょう。

僕は、あなたが持つその繊細さは、決して呪いではなく、誰かの痛みに気づける「優しさの源」だと思っています。

ただ、その優しさがあなた自身を削ってしまわないように、ときには心を閉じて、自分だけの安全な場所に帰る時間を作ってください。

あなたは、十分に頑張っています。

体が重く感じた分だけ、その後は自分をたっぷり甘やかして、心に新鮮な風を通してあげてくださいね。

いつでも、あなたの心が穏やかであるよう、ここから応援しています。


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