心理カウンセラーの「うさぴょん」です。
今日は、繊細な気質を持つあなたへ、少しだけ心の内を分かち合うお話をさせてくださいね。
食事の時間、ふとした瞬間に隣の人の「クチャクチャ」という咀嚼音や、食器が当たる音が気になって、仕方がなくなった経験はありませんか?
一度気になり始めると、もう会話の内容なんて頭に入ってこない。
その音だけが大きく響いて、胸がざわざわして、逃げ出したくなるような、あるいはイライラしてしまう自分に自己嫌悪を感じてしまう……。
実はこれ、あなたがわがままだからでも、神経質すぎるからでもないんです。
HSP(繊細さん)は、脳の仕組みとして、周囲の微細な刺激を人一倍キャッチしやすいという特徴があります。
普通の人が聞き流せる背景音も、あなたの高感度なアンテナは、大切な情報として一つひとつ丁寧に拾い上げてしまうんですよね。
特に「食べ方」や「音」というのは、生理的な嫌悪感と結びつきやすいものです。
「マナーを守ってほしい」という正義感ではなく、生存本能に近い部分で「不快だ」と脳がアラートを鳴らしている状態に近いのかもしれません。
だから、音が気になって集中できないのは、あなたの心が一生懸命にあなたを守ろうとしている証拠でもあるんです。
そんな時、まずは「あぁ、今私はこの音に反応しているんだな」「辛いよね、しんどいよね」と、自分の感情をそのまま受け止めてあげてください。
無理に我慢して、笑顔で聞き流そうとしなくて大丈夫ですよ。
もし可能なら、そっと席を外して深呼吸をしたり、耳栓やイヤホンで音を遮断する時間を作ってもいいんです。
「相手に悪いから」と自分を後回しにしてしまう優しいあなたですが、まずは自分の心の平穏を一番に考えてあげてほしいなと思います。
僕はこれまで、多くのHSPさんの悩みや、誰にも言えない不倫の苦しみなどに寄り添ってきました。
繊細だからこそ、人より多く傷つき、人より深く考えてしまう。
でもその繊細さは、他の人が気づかない優しさや、小さな幸せを見つける力にもなる素晴らしいギフトです。
音に敏感な自分を責めるのではなく、「今日もよく頑張ったね」と自分に声をかけてあげてください。
あなたが少しでも、穏やかな気持ちで明日を迎えられるよう、心から願っています。