彼の弱さに触れた瞬間、どうしても離れられなくなるあなたへ

彼の弱さに触れた瞬間、どうしても離れられなくなるあなたへ

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コラム
「もう限界なんだよ」

「家では居場所がない」

そんなふうに彼が弱音を吐いたとき、あなたの心はぎゅっと締めつけられるのではないでしょうか。

不倫のご相談をたくさん受けてきて、僕はある共通点を感じています。

彼が強くて余裕のあるときよりも、弱っているときのほうが、女性は離れられなくなるということです。

責められると反発できるのに、頼られると切れない。

涙や本音を見せられると、「私だけは味方でいたい」と思ってしまう。

それはあなたが優しいからです。

冷たい人だから離れられないのではありません。

むしろ逆で、共感力が高くて、相手の痛みに反応できる人だからこそ、心が強く結びついてしまうのです。

でもね。

彼の弱さを受け止めることと、あなたの人生を差し出すことは、同じではありません。

彼が「つらい」と言うたびに、あなたが「私が支えなきゃ」と背負ってしまう。

その繰り返しの中で、あなた自身の寂しさや不安は後回しになっていませんか。

彼は「好きだよ」と言う。

でも、現実は変わらない。

離婚の話は進まない。

会える頻度も増えない。

それでも、弱音を聞くたびに絆が深まった気がしてしまう。

この関係は、愛情だけでできているわけではありません。

“必要とされている感覚”が、あなたの心をつなぎ止めていることもあるのです。

人は、誰かの特別になれたとき、自分の存在価値を感じます。

とくに彼が家庭で孤独を感じていると言うなら、なおさらです。

「私がいなかったら、この人は壊れてしまうかもしれない」

そう思ってしまう女性は、とても多いです。

でも、本当にそうでしょうか。

彼の人生の責任は、彼のものです。

あなたがいなければ立てない人なら、そもそもその人は自分の足で立っていないのです。

僕は、彼を見捨てろとは思いません。

ただ、彼の弱音を聞くたびに、あなたが苦しくなるのなら、その優しさの使い方を一度見直してもいいのではないかと感じます。

あなたは、彼のカウンセラーではありません。

あなたは、愛される側でもあるのです。

弱い彼を守るあなたが強くなりすぎていないか。

ふと、立ち止まってみてください。

彼が弱音を吐いたときに離れられなくなるのは、あなたが冷静さを失っているからではありません。

それだけ深く愛してしまっている証です。

だからこそ、あなた自身の心も同じくらい大切にしてほしいのです。

あなたが泣きたい夜は、誰があなたの味方になりますか。

その問いを、どうか無視しないでくださいね。

もしひとりで抱えきれないときは、安心して話せる場所を持っていてください。

誰にも言えない恋だからこそ、あなたの心が孤立しないことが何より大切です。

あなたは、犠牲になるために恋をしているわけではありません。

幸せになるために、恋をしているのです。


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