「強さ」って、何だと思いますか?
腕っぷしが強いとか、誰にも頭を下げないとか、何があっても涙を見せないとか…。
世の中では、そんな風に見える人が「強い人」とされることが多いかもしれません。
でもね、僕がこれまで出会ってきた「本当に強い人」って、ちょっと違っていたんです。
その人たちは、決して他人を傷つけようとしなかった。
間違ったことを見て見ぬふりもせず、かといって感情に任せて怒鳴るわけでもない。
ただ、静かに、でも確かに「まっすぐ」で、「優しさ」を選び続ける人たちでした。
「悪いことをする人」って、一見強く見えることもあります。
人を操ったり、裏でコソコソ動いたり、大声で相手を黙らせたり…。
でも、それって本当は「強さ」じゃないんです。
むしろ「弱さ」が形を変えて表に出てきたものなんですよね。
たとえば、誰かに否定された過去を引きずっていたり、
愛された記憶が少なかったり、自信を持てない自分を隠すために
「攻撃」や「支配」という形で他人をコントロールしようとする。
そういう人を見ると、最初は怖く感じるかもしれません。
でも、よくよく見ると「心が傷ついている人」なんだなぁと感じるんです。
だからこそ、怖いのは「弱さ」そのものではなく、
その弱さを、攻撃や悪意に変えてしまったときなんですよね。
悲しいことに、世の中は優しい人が損をするように見えることもあります。
我慢して、空気を読んで、相手を思いやって、でも評価されない…。
「こんなに頑張ってるのに、なぜ報われないの?」って、苦しくなることもあると思います。
だけど、それでもどうか、自分の「優しさ」を疑わないでいてほしいんです。
あなたのその優しさは、「強さ」なんです。
怒りたくなるような時でも、自分の中の愛を選ぼうとするあなたの姿勢は、
きっと周りの誰かを救ってる。
そして、自分自身もきっと守っているんです。
世の中には、すぐに結果が見えないことがたくさんあります。
でもね、見えないところで積み重ねた思いやりって、
いつか必ず「信頼」とか「絆」とか、かけがえのない形になって返ってくるものです。
だから、「悪いことをしない」って、ただの消極的な姿勢じゃなくて、
心の芯にある「強さ」そのものなんです。
疲れた日には、少し立ち止まって、自分にこう言ってあげてください。
「私は弱くなんかない。今日も優しさを選べた。ちゃんと強く生きてる。」
その言葉が、きっとあなたをもう一歩前に進めてくれます。
今日も頑張ってるあなたへ。
あなたの「強さ」は、ちゃんと誰かが見ています。
そして何より、自分自身が知っているはずですから。