(144日目)添削活動ー完結編。

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コラム
今日は一昨日と昨日ののブログの続きDeath😎

さて今日は
学生から出してもらったESを元に
どのように添削したかを書いてみました。


ポイントは

👉エピソードとして頭に入る内容

👉本人の心の動きや捉え方が分かるもの

という視点で補正してみたいと思いマッスル。


サンプルとして以下を用意しました。
あるサービス提供の企業に向けたESで
アピールポイントを書いたものです。

<学生が書いたアピールポイント>
※ 内容は一部変えています。
図1.png


この学生は自分のアピールポイントを
状況にアンテナを立てて行動に移せる」ことに設定。

それ自体は良いものの、
この文章だとなかなか
頭には入ってこないのではないでしょうか。

それはなぜでしょ?

理由としては以下が考えられます。
1)表現する言葉が丁寧すぎて読みづらい
 (エピソードに登場しない第三者に向けた内容という意味で)
2)その企業に貢献できる強みの具体性が薄い
3)アピールポイントに繋がるエピソードの”流れ”が自然じゃない
4)心境変化の躍動感が感じられない

おそらく自分のアピールポイントを書き出すために
いろいろなテンプレートを見ながら書いたと思います。
しかしそのせいで「この学生ならでは」の部分が
無くなっているように思うんです。

せっかくのエピソードですから
”働く姿”や、働きながら感じた”心境の変化”を
伝えられるようにしたいですよね。

なのでバシッと書き換えてみました。

<修正版>
図2.png


ぶっちゃけ、
書いてくれた大枠は変えていません。
順序や表現方法に手を加えただけです。

エピソードがストーリーとして成立するために
シーン(風景)や心の動きが
分かるような表現を心がけました。

〜自分がそこでアルバイトしてるシーン

〜お客さんに叱られたシーン

〜それを聞いて思ったこと・考えたこと


そんなことを考えながら書き出して
無駄な言葉を削りつつ
全体を整えていくプロセスでした。
(結構楽しかった)

元のESだと最も伝えたいエピソードは
図4.png
でしょう。
なので1番目に書いたんだと思います。

しかし仕事で改善を行うならば
まずは「物理的な課題解決を図って」から
意識的な取り組みが生じるハズです。(もしくは同時進行)

しかも「過剰なサービスでお客さんに怒られた」
っていうエピソードがあるんですから、
まずは「物理的な課題解消」に目が行くハズ。

声がけする必要を最小限するために
店内のレイアウトや細かい配慮を行なって
それでも困っているお客さんがいたら
声をかけるようにするのが自然な流れでしょう。

なので順序を入れ替えて
ストーリーが成立するようにしました。

もう一つ大きなポイントとしては
心情の変化ですよね。

図3.png
この言葉がスパイスになっています。

自分が「良かれ」と思ってやってたことに
文句言われたら『なんで?』ってなるでしょう。

学生の素直な心情(受け止め)を
あえて書き出すことで、

・言われた瞬間に感じた疑問や不満
・だけど、改めるべきことに気づいた
・行動に移して結果に繋げた

というプロセスが自然に感じられます。


もともと書いてくれてた素材が
しっかりと揃っていたので
修正するのは難しくありませんでした。


見ず知らずの相手に
自分のことを分かってもらうには
『自分の伝えたことを伝える』だけでなく

『読み手がイメージできる内容にする』

という意識がとても大切Death。

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<今日のサービス紹介>
↑こんな感じでやってます。
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<今日のあとがき>

昨晩はペペロンチーノを作ってました。
あとジャーマンポテトとコンソメスープも。

少し唐辛子多めにしたせいか
辛いのが苦手な長女がDeathしそうでした。

次は減唐辛子を心がけます。
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