ココナラ活用塾vol.35【ココナラの「売れる・続く」の秘訣は【3C】と【4P】を落とし込むこと】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

今回の「ココナラ活用塾」のテーマは、ビジネス用語(マーケティング用語)でございます。

私自身はあんまりビジネス用語とか、詳しくないのですが、よくマーケターの夫とココナラの話をする中で、夫が「それって○○だよね」とたまーにビジネス用語を出して私が言いたいことをまとめてくれるんです。

それが言い得ているというか、なるほど!というか、結構そういうことが多いのですが、今回は特に「それだ!それ!!」と思った【3C】と【4P】について、皆さんと共有したいと思います。

<3Cは「売れる」サービス作りの基盤>

3Cとは

・Customer(顧客)
・Competitor(競合他社)
・Company(自社)

のことを指し、この3つを分析することで、自社と競合他社を差別化し顧客に売り込んでいけるというものです。これを「3C分析」や「3C研究」といいます。

ココナラに当てはめると

・Customer(購入者)
・Competitor(競合サービス)
・Company(出品者自身&出品サービス)

こんなかんじになります。

出品者は、まず自分のサービスが「どんな人に求められているか」ということを考えます。

購入者像を正確に把握し、購入者の求めるポイントをついたサービスを出品しなければ、そのサービスは購入されません。だから、購入者の研究や傾向調査が必須となります。

購入者は、複数ある類似サービスから自分の欲求を満たしてくれるサービスを選びます。

そう、ここで登場するのが競合サービスです。
自分が出品しているサービスが唯一無二のものでなければ、必ず「競合」が存在します。この競合についてもしっかりと研究する必要があります。端的に言えば「敵を知る」ということです。

競合の強みは何か、競合にはあって自分には無いものは?その逆は?どこで差別化して購入者に選んでもらうようにする?という点を考えます。

それは価格であったり、納期であったり、クオリティや個性であったり、様々です。大切なのは「差別化」であり「私のサービスを選んだらあなたにとって良いことがある」とアピールできれば良いのです。

この競合分析、競合研究を進める中では、必ず「自分自身・自分のサービス」にも目を向けなければなりません。
自分の強みは何なのか、他に絶対に負けないポイントはあるのか、他のサービスがやっていないことで自分にできそうなことはないか、自分だったらどうやって魅力的にサービスを売りだすのか、競合と比較しながら自分自身、自分のサービスを見直します。

この3つの「C」を徹底的に分析、研究することで、売れるサービスの「基盤」を作ることができます。

<4Pはサービスを売りだすための具体的な施策>

4Pとは

・Product(製品:顧客が求める製品とは何か)
・Price(価格:いくらで販売すれば利益がでるのか)
・Place(流通:どのような方法で販売していくか/在庫・運送・流通範囲など)
・Promotion(プロモーション:宣伝方法や販促活動など)

のことで、これらは「販売に影響を与えるもので人為的にコントロールできる4つの点」として、やはり分析、研究対象となるポイントです。

ココナラに落とし込むと

・Product(出品サービス)
・Price(サービスの価格)
・Place(ターゲットやカテゴリ)
・Promotion(サービスの訴求)

といったところでしょうか。Placeは元の意味づけとは少し異なりますが、ココナラにおける「流通の場」として、カテゴリとしました。

3Cで、購入者、競合サービス、自分自身と自分のサービスを分析、研究したら、実際に自分のサービスを売りだしていく上で、この4Pを意識して色々と試行錯誤を重ねていくことにより、「売れるサービス」、更には「売れ”続ける”サービス」を作っていけるようになります。

まず、出品サービスそのものは、購入者分析により「見込み購入者が何を求めているのか」という要素を盛り込んで作成していきます。

次に価格は、競合サービスとの兼ね合いも見ながら相場を把握し、その中で勝負できる価格をつけていきます。
サービスの価値そのものを上げることで価格を上げても「売れる」ことは実現できますし、サービスそのものに価値がついていない時点では「価格そのもの」で勝負するという選択肢を取るのもひとつです。

ターゲットやカテゴリについては、ココナラの場合はカテゴリごとに「出品最低金額」が異なりますので、自分がどのカテゴリで出品すべきなのかというひとつの指針にしてみてください。
ターゲットも「なるべく安くサービス提供してほしい人」なのか「高額でも良いものがほしい人」なのか、自分のサービスのクオリティや価値と照らし合わせて考えてみましょう。これは「価格」設定とも深く関連します。

最後にサービスの訴求は、分析研究した、ターゲット像や価格、サービスの内容に合った、適した「魅力訴求」を積極的におこなうように心がけます。
安さをウリにするならば、その部分を前面に出し、逆にクオリティをウリにするならば実績や口コミをふんだんに用いてアピールしていきます。

3つの「C」をふまえて、これら4つの「P」を意識してサービス出品することで、ちぐはぐにならないサービス出品を実現できるようになります。

<結局自分を知ることが大事>

3Cとか4Pとか、私自身にとっても難しいビジネス用語を使ってしまいましたが、夫とも話していて「まぁ、結局は自分を正しく知ることが大事ってことだよね」という結論に至りました。

自分のスキル、実力、魅力、強み、これらを正しく知っていれば、ココナラで出品する際に「間違える」ことがありません。

そして自分を知ることの第一歩は「周りを知ること」であり、購入者や競合サービスを知ることによって、自分自身を客観的に見つめられるようになる、ということも話しました。

ココナラでサービス出品する、あるいは既にサービス出品されている方は、3Cや4Pを意識して、今一度ご自身のサービスを見直してみてはいかがでしょうか。

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

「ココナラ活用塾」では、皆さんの「これってどうしてる?」や「こんなところで苦労しているんだけど…」といったお困りごとを少しでも解消できるよう、隔週ペースでお役立ち情報を発信しています。

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