会社では教えてくれない営業術 38 辛かった沖縄赴任 でもええ思い出の沖縄赴任

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ビジネス・マーケティング
こんにちは〜
Office M & R
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタントの坂山一哉です。

さて、ここ数日は過去のことを中心に書いていますが
こうやってじっくりと思い出すと、あの時こうだったなあ〜!
もっとこうしておけば良かったなあ〜!などと、後悔ばかりです(笑)

今日は沖縄に単身赴任をしていた頃のことをについて、書きたいと思います。


実は結構辛かったんです。
何が辛かったってやはり沖縄に私一人しかいないってこと。
誰にも相談出来ず、上司・先輩は福岡にいるので、毎日電話連絡はしていても
やはり顔を合わせて話をしないので、細かいニュアンスまで伝わらない。

そうしていると、だんだんともうええか!って気持ちにもなって。
で、さぼったりもするようになって。

悪循環に陥りました(笑)

ある時、新しい薬の発売が決まりました。
会社もかなり力を入れていた製品。
採用前に予約受注を採らなければいけない。
この予約受注ってのがとても大事なんです。
何故なら、発売日に現地に薬がなければどうしようもない。
だからどれだけ用意するかの決定に使うのです。
でも全然予約受注が採れない!
焦るばかりです。
上司から沖縄にどれだけの送品すればいいんだ!と連日電話で聞かれる始末。
仕方ないのでとりあえず最低限の量を送っていただきました。
当然上司からは「なんや、そんだけか!何してるんや!」って怒りの一言。
めっちゃ憂鬱でした。

そして発売日を迎えるのですが、当時新薬は発売三日間が勝負と言われていました。
がしかしこの三日間で2軒しか採用できませんでした。

そして次の日から福岡に出張で会議!
当然めっちゃ行きたくなかったですよ。
福岡には同期入社がいたんです。
またその彼がかなり採用していて、三日間で30軒以上は採用していたと思います。

会議中、私だけずーんと重い雰囲気。
そして会議が終わり全員で飲み会へ。
そこで、今度は支店長からキツイ一言が。
「坂山、同期と差がついたな!」って言われてしまいました。

めっちゃ悔しかったですよ。
で、次の日沖縄に帰ってから一人部屋で涙が出るんです。
知らん間にどんどん出るんです。
ほんまに涙が止まらんかった、ほんまに辛かった!

でもこんな時にやはり助けてくれる方いらっしゃるんです。
落ち込んでいた私を、励ましてくれた他のメーカーのYさんとKさん。
この二人は私より先に沖縄に赴任されていた先輩ですが、いつもこう言ってくれていたんです。
「さかちゃん、焦らんでええ〜、焦らんでええ〜」と。
その時も焦らんでええと言われ、その夜励ましのために飲みに連れてってくれて!
朝まで飲み明かしたこと覚えています。
それからは、色々と焦らずじっくり考えるようにもなり、多少なりとも営業成績も上がって行きました。

今思えば、あの頃は売れる!売れない!で一喜一憂していたんだな!って。
当然営業ですもん、売り上げは大事です。
でもその頃はなぜ売れないのか?どうしたら売れるのか?
なんて考えずに買ってもらうことばかり考えていたんですね。
前にも書きましたが、お願い営業!こればっかりでしたからね、この頃は(笑)

営業されているみなさんも、目の前の数字に追われているかもしれませんが
どうか「焦らんでええ〜」
この言葉をじっくりと考えて、今の状況、そして何が必要か。
どうすれば売れるのか、などなど色々と検討して、これからの活動に活かしてほしいなあって思います。
では、今日はこのくらいで。


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