会社では教えてくれない営業術 35 私の若い頃の営業成績は?

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ビジネス・マーケティング
こんにちは
Office M & R
営業トレーナーが&アンガーマネジメントコンサルタントの坂山一哉です。
今回は、私の若い頃の営業成績についてです。
正直、成績悪かったですね〜‼️
だって完全にお願い営業でしたから・・・(笑)

若僧がね!
ダボダボのスーツ着てね!
お願いに来るわけですよ!
お願いばかりするもんだから、当然顧客からは
「君はお願いばかりやん!もうええよ!帰って!」って言われることも
多々ありました(泣)
そして会社に帰って報告するでしょ。
そうするとさらに上司からも怒られるわけですよ。

もうたまらんのなんのって・・・
でもどんな時でも捨てる神あれば拾う神ありですね!
怒られたら、それを見かねた先輩がすぐ飲みに連れてってくれて。
で、優しくアドバイスをいろいろとしてくれるんです。
居酒屋でビールを飲みながら、体の構造やら、薬のことやら、面会態度など!
今考えたらよくもまああれだけ付き合ってくれたものです。
本当にありがたい先輩でした。
そして少しずつですが、お願い営業も脱却し、徐々に数字も上がってきました。
するとここで衝撃のことを言ってくれた本社の方がいたんです。
以前にも書きましたが、ある時その本社の方と同行することになりました。
初めて会う方で、駅で待ち合わせをし得意先まで僕が運転してお連れしたのですが
その車中で一言!
「君は女性にモテるか?」と。
「いや〜、全然モテないですよ」っと僕。
すると・・・
「じゃ、君はこの仕事辞めなさい!!」って。
「女性にモテないようじゃ営業する資格なし!」って。
意味もわからず、どうしても良いかもわからず・・・
するとその方が教えてくれました。
「モテるというのは、何も男前であったり、背が高いであったり、お金持ちであったりというのではない」
「女性の考えを察知し、どうしたら喜ぶかを考えて行動するかや」
「営業も女性と同じ。顧客が何を考えて、何をしたら喜ぶか?
 それを行動することが一番大事なんやで」と。
この言葉は本当に衝撃でしたね。
営業2年目の初夏の出来事。
それから顧客が何を考えているか?何を求めているか?何をしたら喜ぶか?
そればかりを考えてきました。
それからは営業成績も多少は上がるようになったのです。
でね、気付いたらあっという間に営業して30年が過ぎ去ったんですね。
あっ!でも女性にはモテませんでしたけどね(泣泣泣)
どうしても自分の成績を考えて、お願いの営業になりがちです。
でも、お客様のために考えて営業活動を頑張ってほしいです。
では今日はこのくらいで。

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