令和のいじめは、とても見えにくくなっています。
昔のように、殴る、蹴る、物を隠すといった分かりやすい形だけではありません。
今は、グループLINEから外される。
自分だけ誘われない。
SNSで遠回しに悪口を書かれる。
オンラインゲームの中で仲間外れにされる。
教室では普通に話しかけられるのに、裏では笑われている。
そんな形で、子どもの心が少しずつ傷ついていくことがあります。
被害者にならないために大切なのは、「強くなりなさい」と子どもに言うことではありません。
まず、子どもが安心して相談できる関係を家庭の中につくることです。
いじめられている子は、すぐに「いじめられている」とは言えません。
親に心配をかけたくない。
自分が悪いと思われたくない。
大ごとにしたくない。
そう思って黙ってしまうことがあります。
だからこそ、大人は日頃から「何かあったら言いなさい」だけではなく、「嫌なことを嫌と言っていい」「学校がすべてではない」「あなたの味方でいる」と伝えておくことが大切です。
また、子どもには「違和感を信じていい」と教えてあげてください。
友達の輪に入ると苦しくなる。
スマホを見るのが怖い。
学校のことを考えるとお腹が痛くなる。
その感覚は、心からのSOSかもしれません。
いじめは、早く気づけば守れる可能性が高まります。
被害を受けた子に必要なのは、「気にしすぎ」と言われることではありません。
「つらかったね」と受け止めてもらうことです。
お子さんが学校や友人関係で傷ついているかもしれないと感じたら、家庭だけで抱え込まないでください。
私は、不登校、ギフテッド、2E、発達特性のあるお子さんと、そのご家庭を支える活動をしています。
ギフテッド食堂は、ただ食事をする場所ではありません。
学校でも家庭でもない、子どもが安心して自分のままでいられる第三の居場所です。
お子さんの居場所は、学校だけではありません。
私が、その子にとって安心できる大人の一人になれるかもしれません。