ここからはコンフォートゾーンからストレッチゾーンに出て成長段階にある人が感じる不安を紹介します。
人間性心理学の生みの親であるアブラハム・H・マズロー が言うには、人間は大きな精神的成長を果たす前にある種の不安感に襲われます。
この不安は病的な意味での精神不安とは異なり、次のステップに進むべき段階にありながらそれが実現できていないという存在の意味そのものに対する不安としています。
ダニング・クルーガー効果としてもこのことは示されています。
新しい仕事を始めるとしましょう。最少は簡単ですので急成長します。ところが少しすると最初の壁にぶつかります。順調に進んできた分、この壁の当たった時に「やっぱダメかも。」なんて不安を感じることがあります。
しかしこの停滞期を抜けるとまた成長が始まります。最初は何もわからずに目の前のことに集中するのであまり大きな不安にならなかったとしても、少し理解が進んでいろんな想像ができるようになると先のことに不安を覚えだすわけです。しかし理解は進んでいるので、その上に仕事のスキルや手順が身に着けばまたぐいぐい成長できるようになります。
これはもう如何にしてでも前に進むべきです。このタイプの不安を取り除く方法は適切な目標設定と、学んで知識を得ること、そして実行して技量を高めることです。全てが成長への繋がっていきます。
どんなに仕事ができる人であっても、成長を続ける限り不安から逃れることはできません。不安とは、上手に付き合うしかないのです。