トラブル対応から考えたこと②(全4回)

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ビジネス・マーケティング
昨日の続きです)
トラブル対応は誰とっても嫌なものです。しかしそういう厄介なものに立ち向かうことで、トラブル対応力やストレス耐性が身につきます。

少なくとも私はそうやって生きてきました。社会人デビューしたUSJでいきなりスキャンダルに巻き込まれ、その後に勤めた会社ではコールセンターの管理者もしてクレーム電話を受けまくり、その後もここでは書ききれないほどのトラブルや大ビンチを経験してきました。そしてそれらの経験から“トラブルや危機にある時こそ人の真価が顕れる”ということを学んできました。

今回のトラブル対応から取引先が早々に撤退したということは、彼らがその程度の存在だったということを判断する格好の材料となりました。その人達が関わらなくても何とか対応できる自信が私にはありましたから、取引先が敵前逃亡しても慌てる必要はありません。しかし呆れることは更に続きます。

取引先の弁明はこうです。「私達は言われたことしかやりません。言われたこと以上のことは何もやらないのが私達のルールなのです。」

これはつまり、「だからトラブルは私達の責任ではありません。指示を出さなかったあなたの責任です。」という責任逃れです。これが取引先の選択です。
(来週に続きます)
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