新人教育トレーナー研修065 承認する

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承認をする    褒めれば伸びるは本当か?
さて、褒めるトレーニングをしたところではありますが、下手な褒め方は逆効果になることもあります。例えば単に甘やかしてしまうという弊害があります。また、人は褒められた快感を覚えます。そしてそれを維持しようと考えます。すると失敗を恐れるようになり、新しい事や難しい事に挑戦をしなくなることがコロンビア大学の研究で報告されています。

承認とは? 褒めることは承認の一部でしかありません。良いことでも悪い事でもその事実を承認する。評価はしません。良いことを評価して褒めるという単純なものではなく、良い時でも悪い時でもいつも「見てくれている」という感覚を持てているかどうかがポイントです。結果だけを見るのではなく、過程を見ると言い換えれば分かりやすいでしょうか。

例えばテストで100点を取った子供がいるとします。「100点を取ったの?すごいね。えらいね。」→これが褒めること。「100点を取ったの?たくさん勉強したからね。」→これが承認。良し悪しの評価はしていないのですが、100点を取る原動力となった日々の努力を承認しています。過程を承認することでその行動の再現性が上がります。結果だけを褒めると過程を軽視することにもなってしまいますね。

私自身も昔、結果だけを指摘して失敗したことがあります。線のコミュニケーションはやっているつもりでも意外とできていないものです。意識的にアプローチをかけていくくらいでないと相手に感じてもらうことは難しいものです。

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