こんにちわ
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今回は否定的感情に伴う様々な影響について、少しお話していこうと思います。
否定的感情というと、どんな感情が思い浮かびますか?
悲しみ・怒り・恐怖・苦しみ・不安
少し挙げただけでも、いろいろな否定的感情がありますよね。
一般的に否定的感情は…
私たちの気分や意欲を低下させたり
問題を悪化・維持させてしまう影響を持っていたり
ときには腹痛や頭痛といった身体症状をも引き起こすことがあります。
そんな否定的感情ですが、上記のような悪い影響だけなのか?
と聴かれると、実は良い影響もあったりします。
否定的感情もある程度なければ、私たちは豊かに生活を送ることが困難になってしまいます。
そのため否定的感情が良くないものでポジティブなものへしなければ…と思っている方にはぜひ、知っておいていただければと思います。
◇否定的感情による好影響◇
例えば、腕を強く叩けば痛みを感じ、その痛みに対して不快である否定的な感情が想起します。
もしも仮に。このとき否定的感情が想起されなければ、過度に腕を痛めつけてしまう恐れもあったり、何が危険で何が危険ではないのかを判断が難しくなってしまいます。
スカイツリーの展望台を登ったときには、ほぼ絶対的に落ちることはないと理解をしているため、基本的には恐怖を感じることはなく、感じたとしてもさほどではないでしょう。
しかし手すりも壁もない崖など、一歩間違えば落ちる危険と隣り合わせの場所もあり、そのときに否定的感情である恐怖が想起されることで、崖の危険性を理解して近づくのを避ける行動にも繋がります。
つまり,否定的感情の想起によって、自分への危機を警告してくれる役割を持っています。
さらには
失敗して落ち込んでしまい、つらく悲しくなったときに自分を磨き上げるキッカケを作ってくれたり、反省を振り返る機会を作ってくれたりもしています。
そのため、ある程度の否定的感情は生きていく上ではとても大切なものとなります。
◇否定的感情による悪影響◇
一方で、もちろん悪影響を及ぼしてしまうことは多くあります。
「ある程度の…」とお話をしましたが、否定的感情の強度が高い場合は様々な問題を発生させてしまいます。
代表的なものでいえば、不安障害である恐怖症です。
例えば高所恐怖症
恐怖症は基本的に、過去の経験や条件付けによって恐怖症になってしまうことがあります。
どんな方でもある一定の高さや状況によっては恐怖を感じますが、恐怖症の方はその基準がとても低く敏感になっていて、精神的にはもちろん身体的にも症状が現れるのが特徴です。
観覧車に乗ったときに…
恐怖症ではない人が恐怖の数値が20だとすると、これといった支障を生じることはとても少ないことがほとんどです。
一方、恐怖症の方は恐怖の数値が80程と高く感じてしまい、怖さのあまり動けなくなったり、腹痛を生じたり、場合によっては生活にも支障が出てしまうこともあります。
つまり恐怖症ではない人に比べて恐怖症の方は、特定の対象に否定的感情である恐怖や不安を強く感じているということになります。
さらに恐怖症だけではなく、否定的感情が強く持続的に想起している場合には、抑うつになってしまうこともあります。
このように否定的感情の強度が高ければ、様々な悩みや問題を引きおこしてしまう原因でもあるんです。
このような感情による様々な影響には、そういった感情の強度や感情そのものが持っている機能に注目することで、自分にとって良い影響なのかあるいは悪い影響なのかを判断することができます。
◇ちょっとまとめ◇
私たちにとって否定的な感情は危機を警告するため、自己防衛として機能的に生活を送るために,ある程度は必要不可欠な感情です。
一方その強度が高ければ強迫観念やその他の恐怖症のように、生活に支障が出てしまうこともあります。
また持続的に強度の高い否定的感情を想起していれば、抑うつになってしまうことも少なくはありません。
否定的感情が浮かんだときには
その感情が自身に
どんな良い影響を与えているのか?
その感情が自身に
どんな悪い影響を与えているのか?
などを検討してみることがとても大切であり、より良い生活を送るためのポイントでもあります。
否定的感情は悪影響も多いですが、同時に良い影響もあることを覚えておきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!