【二次創作】「もう無理…」燃え尽きた妄想力をやさしく取り戻すセルフケア

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こんにちは、二次創作メンタルサポーターのほうりです。

今日は、二次創作活動に必要不可欠な【妄想】という武器を末永く使っていくために、これだけは押さえておきたいものについてお話していきたいと思います。

二次創作者にとって最大の武器である妄想。若い頃は無限にその妄想力を行使して、日夜作品づくりに励めていました。

しかし、その妄想力が錆びついてしまう要因がそこかしこに転がっている昨今、改めて私たちにとって最大の【武器】は、常に手入れしておく必要があります。

というわけで本題です。

妄想の重要性


大事なことなので二度言いますが、私たちにとって妄想は空気や水のようにあって当たり前であり、無くなったら困るもの。

毎日妄想しても飽きないくらいに推し二人や推しキャラのことを考えたり、「もし原作でこういう展開があったら…」というIFストーリーを思いついたりするのは、妄想がなければ成り立たないものなんです。

ですが妄想という武器も、何も手入れをしていなければ枯れていってしまいます。

今までずっと妄想が溢れが出ていたのに、今はヨボヨボカサカサの状態でやる気が枯渇して動けない_:(´ཀ`」 ∠):_ 

↑このような状態になっている、もしくは心当たりのある方は、手入れを怠った包丁の切れ味が鈍るように、妄想力もが錆びている可能性が高いです。

では、そんな錆びついていて枯渇しかけている妄想&やる気に必要な燃料は何なのか?

それは ドーパミンと呼ばれる脳内の神経伝達物質です。

ドーパミンとSNSの影響


ドーパミンが分泌されている時は、創作への意欲が高まり、アイデアがどんどん湧いてきます。けれども、このドーパミンは現代の環境では浪費されやすいのです。

そもそもドーパミンとは、快感・意欲・運動調節・学習・記憶など、人間の様々な活動に関わる神経伝達物質で、創作の大きな燃料になります。

新しいアイデアを思いついたり、推しのシチュエーションを妄想してワクワクしたりする時に欠かせません。

ただし現代では、このドーパミンが無駄に浪費されやすい環境にありますが、その最もたるものがSNSのタイムライン。

「反応あるかな?」と覗くだけで小さな報酬が得られ、ドーパミンが分泌されます。これが積み重なると、本来創作活動に回されるはずだった集中力ややる気が削られてしまうのです。

SNSはやめられなくなるよう設計されており、開発者自身が「子どもにはスマホを持たせない」「使用時間を制限している」と語るほど依存性が高いもの。つまり、創作の燃料が日常的に無駄打ちされてしまう仕組みになっているのです。

昔の私もそうだったのですが、創作時間の休憩中にX(旧ツイッター)のTLをダラダラ眺めているうちに、精神的に疲労してしまい、続きをやる気力が削がれ、モヤモヤした気持ちを抱えたまま寝落ちた経験はありませんか?

それでも「一応休んだんだから、気力は回復しているはずだ!」と思い込み、ドーパミンがからっけつの状態で「根性で妄想します!」と頑張っても長続きはしません。

お腹が空いても1日2日は我慢できたり、1日位の徹夜や睡眠不足は乗り切れるけれど、それを一生続けろと言われたら無理なのと同じです。

ドーパミンという燃料を整えないまま二次創作を続けていては、そのうち創作意欲が枯れ果ててしまい、「何で書けないの!?」「どうして行動に移せないの!?」という自己否定や絶望に陥るリスクも高くなります。

妄想のパワーを上げる手っ取り早い方法とは?


では、ドーパミンを無駄打ちせず、余すところなく私たちの武器である【妄想】のパワーを上げるのにはどうしたらいいのでしょうか?

色々とあるのですが、今すぐかつ無料でお手軽に出来る方法としてダントツでお勧めしたいのは、瞑想です。

瞑想には「脳内のドーパミン分泌を安定させる」効果が報告されています。言ってみれば、必要な時に必要な量が使えるように調整するので、結果として、創作に必要な集中力や意欲を取り戻しやすくなります。

やり方はとてもシンプル。

🧘‍♀️あぐらでも寝転んでも構わないので、目を閉じて力を抜く。
🧘‍♀️鼻から4秒吸う
🧘‍♀️4秒止める
🧘‍♀️8秒かけて吐く🧘‍♀️眠くなったらそのまま寝ても無問題(笑)

最初はこれだけで大丈夫。
慣れてきたら少しずつ、5分、7分、10分と増やしていけばOK。

疲れた時、自己否定の声が強い時、他人と比べて不安になった時など、とりあえず呼吸に意識を戻すと、ザワザワやイライラが一瞬ですが静まります。

瞑想は、現実から逃げる手段ではなく、【ドーパミンの無駄打ちをやめ、創作に必要なやる気を取り戻せるよう整える】方法だと考えてください。

ちなみにドーパミンを活性化させるには、瞑想以外にも以下の方法もあります。
瞑想以外と掛け合わせてやれば更なる妄想力のアップも期待できます♪


✅チロシンとビタミンB6を多く含む食べ物を摂る
✅適度な有酸素運動を取り入れる
✅十分な睡眠をとる
✅日光浴をする
✅音楽を聴く
✅ツボを押す

引用元:ドーパミンの出し方とは?幸せホルモン不足を解消する食事や運動法を紹介

セルフメンタルケアの重要性


ちなみに深呼吸や瞑想は、自律神経を整える効果もあります。二次創作を長く続けるためには、まず自分を整えることが不可欠です。

SNSで他人の進捗ややり取りを見て落ち込んだ時も、とりあえず深呼吸。外側に向いていた意識を自分に戻す。それだけで気持ちは変わります。

瞑想中に「でもあの人のことが…」と他のことを考えてしまっても、決して責めないでください。考えていたことを受け流して、また自分の感覚に戻る。それで十分です。

イメージとしては、オープンテラスから、走っている車をただ眺めている感じです。車のナンバーや運転手の顔を確認する必要はありません。ただ「車が走ってるな」と見流すだけでいい。

そうすることで、余計なドーパミンの消耗を防ぎ、創作のためのエネルギーを温存できるのです。

だから、妄想に行き詰まったら瞑想。瞑想=深呼吸。

これを覚えておけば安心して創作を続けられます。

まとめ


というわけでまとめです。

✅二次創作や同人活動には妄想は欠かせない
✅現代では妄想の燃料であるドーパミンを無駄打ちしやすい環境(SNS)が整い過ぎている
✅ドーパミンを調整するには【瞑想】が一番手っ取り早い
✅瞑想というと怪しく聞こえるが要は深呼吸のこと
✅瞑想は現実逃避の手段ではなく、自律神経を整えて自分を守る防具である

昔の私もそうでしたが、たかが深呼吸で妄想の力が取り戻せるわけがないと思っていました。

しかし実際に、瞑想を習慣化しているのですが、これがなかなかいい気分転換になるんですよね。

よくよく考えてみたら、逆カプや地雷カプにギリギリしていた時、自サイトに閑古鳥が鳴いていて感想を貰えずに躍起になって周りに感想を送ることで見返りを求めていた時等、常に呼吸が浅かったような気がします。

更にSNSの台頭で、より一層他人の同人活動が浮き彫りになり、周りと比較して自分責めや自己否定をしながらも『推しの良さを伝えるために妄想しなきゃ!!』と、心身ともにボロボロになっていったことに気づかずに、ひたすら自分に鞭を打って生きてきました。

その結果、40歳の頃に『もう人生、ここでピリオド打とう…』と追い詰められていき、毎日自決する方法をネットで探す羽目になったのです。

今思えば相当追い詰められていましたし、あのままのこの世からオサラバしていたら…と思うとゾッとすると同時、立ち直ってよかったと心から思います(´▽`) 

なので、どうも最近、妄想する気力がないと落ち込んでいるあなたにとって、この話があなたの【武器】の威力を回復させる一歩になったら嬉しいです。


あなたの二次創作のお悩み、ゆっくり寄り添って紐解いていきます。


【二次創作メンタルサポーターほうりのサービス】


今日の話は以上です。既読したらスキを押すシステムになってますので、よろしくお願いします。

ではまた!









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