おはようございます、二次創作メンタルサポーターのほうりです。
今日は「二次創作を楽しめるかどうかは、“勘違い”できるかにかかってるよ」っていう話をしたいと思います。
初っ端から「え、勘違い?」と、背景に宇宙を召喚した方もいらっしゃるのではないでしょうか?wでもこれ、けっこう大事な視点なんです。
二次創作の人気は、絵や文のスキルが全てであり、上手けりゃバズルし、下手ならスルーされる、だから反応がこないのは全部自分の実力不足だと、そう信じている人が未だに多い印象です。現に私もずっとそう思ってました。
ですが、それって実はちょっと違うんですよ。
例えば自分のジャンルが映画化されたり、再放送されたりしたとき。あれって、びっくりするくらい作品の見られ方が変わるんです。
これ、今絶賛経験中なのですが、ついこの間までは全然反応が来なかった2~3年前に書いた作品に、「え? これなんで今こんなに読まれてるの?!」っていうくらい、アクセスやブクマが跳ね上がったりするし、過去最大ってくらい、マイピク申請のお問い合わせが来ています。
つまり、何が言いたいのかというと、評価されるかどうかって、文章力や画力だけじゃなくて、“ジャンルの流行り”や“時流”にも左右されるんですよね。
しかし実際に、こういう外部的要因も二次創作の反応に影響するという事実を意外と知らない人が多いんです。
だから作品に反応がないと…
😢「私の実力が足りないからだ」
😢「私の作品、やっぱりダメなんだ」
😢「このジャンルに私なんか要らないんだ…」
と、めちゃくちゃ落ち込込んでしまうのです。
評価が来ない=自分のせい。そんなふうに思い込んで、自分を責めてしまう人、ほんとに多いです。私もそのひとりでした。
でもあるとき、「あれ? これって環境にも影響されているのに、自分自身で悪い方に勘違いしていただけじゃないか?」って気づいた瞬間、めちゃくちゃラクになったんですよね。
今日は、そんな“勘違い”との付き合い方について、ゆるっと語っていきたいと思います。
二次創作は“実力だけの世界”じゃないって話
先述しましたが、二次創作って、つい「自分のスキル=作品の価値」って思いがちなんです。
文章がうまければ読まれる、絵がうまければバズる。で、反応がなければ「私、才能ないんだ……」って落ち込む。
でも、ちょっと待ってください。本当に、文章力や画力だけで、作品の反応って決まってると思いますか?今の私は、違うと思ってます。
これは実話に基づいた例え話ですが、あるジャンルが映画化されたとします。すると、それまで全然動きがなかった界隈に、突然新規の人たちがわっと入ってくる。「このキャラ好きかも〜」「この二人の関係いいね!」ってなって、関連作品を探す人が増えるんです。
で、そのタイミングで自分の過去作をSNSに流してみたら、 びっくりするくらい読んでもらえたり、感想が届いたりする。
「いやこれ、別にリライトしたりしてないのに、なんで作品アップして時間がたった今になって、こんなにウケてんの!?」って思ったこと、ありませんか?
あるいは、過去に読まれなかった作品を、自ジャンルの再放送中に思い切ってSNSに投稿したら、作品をアップした当時よりも評価されたとか。それ、まさに外部要因の影響なんですよね。
ジャンルの注目度や、界隈の盛り上がり、タイミング、属性の流行…そういうのって、描(書)き手側ががどんなに努力してもどうにもならない“外側の波”なんです。
そして、実はこの波こそが、反応や評価にすごく影響してくる。私たちってつい、「うまい作品が評価される」って思いがちだけど、現実は、「見られるチャンスがある作品が評価されやすい」って方が近いと思うんです。
現に私の作品は現在進行形で、映画化の影響でかなりの反応が来ています。
そして私はSNSは鍵垢で引きこもっているので、特に再掲載はしておらず、基本、pixivに放置したままです。
にも拘らず、マイピク申請やらブクマ数の増加やら、コメントがかつてないほどに届いているのが、実力以外の要因が反応や感想に影響しているという何よりの証拠だと考えています。
もちろん、スキルを磨くのは大切です。でもそれだけじゃなくて、「どんなタイミングで作品を出すか」「ジャンルが今どういう状況か」ってことも、すっごく大きいんです。
だからこそ、評価が来なかったときに、「私の実力がないせいだ」って決めつけるのって、ちょっと早すぎると思うんですよね。
反応が少ないのは、あなたが悪いわけじゃない。スキルがないわけでもない。
たまたま“ジャンルの波”が来ていなかっただけかもしれないし、“読む人の目に届く場所”に作品がいなかっただけかもしれない。
だったら、そんな時はちょっと待ってみるのもアリ。ブームが来たら、もう一度そっと作品を流してみる。「今なら、届くかも?」ってタイミングを、ちょっとだけ意識してみる。
それだけで、結果が大きく変わることって本当にあるんです。だから、落ち込む前に一度思い出してほしい。
二次創作は、実力だけじゃない。評価は、外の波にもめっちゃ影響される。
【いい勘違い】が、創作メンタルを救ってくれる
さて、ここまで「二次創作は実力だけの世界じゃないよ」って話をしてきましたが、じゃあ、そこからどうすれば創作を楽しめるようになるのか気になるところですよね。
その答えのひとつが【いい意味で勘違いしちゃうこと】なんです。
ここで注意したいのは、「自信過剰になれ」ってことじゃない。
ただ、「思い込み」というのは、創作においてものすごくパワーになるってことなんです。
人間の脳って、自分が信じてることを証明しようとする働きがあります。「私ってイケてる!」って思ってたら、脳は「イケてる証拠」を探してくれるのですが、逆に、「私ってダメ……」って思ってたら、「ダメな証拠」ばっかり見つけてくる。
そこが脳のいい部分でもあり、短所でもある、まさに諸刃の刃のような特性なのです。
だから、たとえそれがジャンルの力だったとしても、「私はすごい」「私の作品、ちゃんと価値ある」って思い込んで(勘違いして)いいんです。というか、むしろ“思い込む(勘違いする)”くらいじゃないと、創作メンタルなんて保てません!!(これはマジで)
よく「勘違い」という言葉は、ネガティブに捉えられがちだけど、私はむしろ、創作を楽しむためには“ポジティブな勘違い”こそ最強だと思ってます。
うまくいったときは、「やっぱ私って最高だな〜」くらいに思っておく。逆に読まれなかった時は「ま、そういうこともあるわな」というくらいのテンションで受け入れる。そうすると、自然と自信や自己肯定感が回復していきます。
昔の私は【悪い勘違い】でボロボロになってた
とはいっても、今でこそ「ポジティブな勘違い、大事だよ!」なんて言ってる私ですが、 かつては、完全に“マイナスの勘違い”に支配されてた時期がありました。
私は昔、マイナーなジャンルで、さらに人気の低いカップリングを書いてました。
例えるなら、人気の「ヘタレ攻め × ツンデレ受け」が5000作くらいある中で、 私が書いてた「ツンデレ攻め × ヘタレ受け」はせいぜい500作くらい。
完全に分母が違うんです。
でも当時の私は、その差に気づいてなかった。
人気カプと比べて、うちのカプが全然伸びない。
ブクマも感想も来ない。
「なんで……? 私、そんなに下手かな?」
「私の作品、読まれてすらいないんじゃない?」
「逆カプはあんなに評価されてるのに……」
という負のスパイラル状態に陥ってしまっていて、気づけば、自分の作品を愛せなくなって、 相手の作品を羨んで、しまいには憎んで、 創作自体がまったく楽しくなくなってた。
そしてとうとう、「これはもう、私に実力がないせいなんだ」って思い込み、筆を折る直前までいっちゃったんです。
もう完全に、勘違いのフルコンボ。
でも実際は、違ったんですよ。
読者の数も、読み手の傾向も、ジャンルの流行も、何もかもが天と地ほどの差があった。
それに気づかず、勝手に自分を責め続けてただけだったんです。
そして私は二次創作だけじゃなくて、仕事でも同じような“勘違い”に苦しんでたんですよね。
当時は接客業をしてたんですが、もう、どうしても合わないことは分かっていましたが、「私がダメなんだ」「ここを辞めたら出来損ないの落ちこぼれの自分は行く場所がない」と思い込んで、 無理して10年も続けてしまった。
でも今思えば、それも勘違いでした。
私がダメなんじゃなくて、「その環境が私に合ってなかっただけ」。
それを知って、そこから抜け出せた時、本当に心がラクになったんです。
この経験で学んだのは、
「合わない場所で、合わないやり方で、評価されようとしなくていい」ってこと。
二次創作も同じで、
「流行ってるカプじゃないから評価されにくい」
「今はジャンルに人がいないから見てもらえない」
っていうのは、あなたが悪いわけじゃない。
でも、そういう事実を知らないと、全部自分のせいにしちゃう。
そしてどんどん苦しくなる。
最悪の場合、二次創作自体が苦しみの元凶になってしまって離れるしかなくなったり、自分を嫌いになったりしてしまう。
だからこそ、声を大にして伝えたいんです。
「その思い込み、ただの勘違いかもしれませんよ?」
と。
もし、誰かがそんなふうに教えてくれていたら、自分で気づける環境にいたら、私はもっと早くラクになれてたと思います。
だから今、この記事を読んでいる、昔の私と同じように苦しんでるあなたにお伝えしたいのです。
合う努力をすれば、創作はもっとラクになる
大事なことなのでもう一度言いますが、「合わない場所でがんばってもしんどいだけだよ」という話をしました。
私は接客業を10年くらいやってたけど、ずーーっと「向いてない」って感じながら続けてたんです。
しかも、「向いてないけど、私は努力が足りないんだ」って自分を責めながら……。
でも、あるとき気づいちゃったんですよね。
「これ、私が悪いんじゃなくて、“仕事の方が私に合ってないだけ”じゃない?」って。
この気づきは、二次創作にもそのまんま当てはまります。
読まれない、反応がない、伸びない……。
それって、もしかすると「自分がダメなんじゃなくて、ジャンルやタイミングが“今の自分”に合ってないだけ」かもしれないんです。
それを知らずに、
「努力が足りない」
「苦労が足りない」
「私には才能がない」
って自分を追い詰めるの、めちゃくちゃもったいない。
更に言えば日本の教育って「苦労は買ってでもしろ」とか「努力は必ず報われる」とか、そういう精神論が根強いじゃないですか。
だから、そんな風に自分だけが悪いという風に思い込みやすいし、無茶な努力を重ねて心身ともに疲弊していき、最悪壊れる寸前までいってしまう。
でも実際は、「合ってないことを頑張っても、報われるとは限らない」んです。
しかも、心も体もどんどん削りながら。
でも逆に、「自分に合ったこと」だったら、努力って全然苦じゃないんですよ。
これ、ほんっとに大事!!
たとえば私、今はウォーキング1日1万歩とか、筋トレとかも続けてるんですけど、
「よくそんな頑張れるね〜!」って言われるたびに思うんです。
「いや、これ私、全然頑張ってないんだけど?」って(笑)
だって、自分にとって歯磨きや入浴と同じくらい必要なことだし、やらなきゃなんかすっきりしないので、 “頑張ってる感”がないんですよね。
むしろ、97㎏あった頃の私がこれやってたら、間違いなく「しんどい苦行」だったと思う。
でも今は、「これが私にとって自然な選択なんだよな〜」って感覚ですし、
日によって二万歩歩いて、次の日腰やら足やら筋肉痛になっても、また歩きたくなるくらいには、すっかり習慣化していますw
もっとわかりやすい例で言うと、大谷翔平選手やプロ野球やプロスポーツの方たち。
彼らは我々から見ても血のにじむような努力を重ねて、今日もプレイや試合に臨んでいます。
しかし本人たちからしてみれば『好きで好きで仕方がないから、大量の練習だって苦しくないよ』というスタンスなんです。
つまり、「努力=つらいもの」って決めつける必要はなくて、
“合ってる努力”なら、むしろ楽しめるし、成果も出やすい。
これは二次創作でもまったく一緒です。
自分が無理して書いてるジャンルじゃなくて、 「書いてて楽しい」「自然にネタが出てくる」「読んでくれる人と気持ちが通じやすい」ってジャンルに移ってみるとか。
今は反応が少ないけど、
「ブームが来たら動きそうなジャンル」で、タイミングを見て作品を出してみるとか。
そうやって、“自分に合ったやり方”で努力していく方が、ずっと健やかで続けやすいんです。
この感覚を持てると、創作ってほんとにラクになるし、
なにより「楽しい」って思える時間が増えてくるんです😊
まとめ
というわけで今回は、二次創作を楽しむには勘違いにかかっているという事についてお話してきました。
二次創作って、どうしても「実力がすべて」だと思いがちです。
でも実際は、ジャンルの人気、タイミング、流行、属性、SNSの動き…
そういう外の要素にも、ものすごく左右される世界です。
だから、「感想が来ない=私がダメ」っていうのは、ただの勘違いかもしれない。
そして、その“勘違い”の方向を変えてあげるだけで、創作ってすごくラクになります。
💡「今はたまたま時期が合ってないだけかも」
💡「ブームが来たら、また出してみよう」
💡「これ、実は私、わりとイケてる説あるかも?」
そんなふうに“いい意味での勘違い”をしてみること。
それが、自分のメンタルを守るための、大事なスキルだと思うんです。
もちろん、人間ですから落ち込むこともあると思います。
でも、どうかそこで自分を否定しないでください。
あなたの作品にはちゃんと価値があるし、あなたの創作は、誰かにとっての宝物なんです!
たとえ今、見つけてもらえてなかったとしても、です。
創作は、楽しく続けられることがいちばん。
そしてそのためには、自分を追い詰めないこと、自分にやさしくすること、そして時には“自分に都合のいい勘違い”をすることが、ほんとに大事です。
ちょっと肩の力を抜いて、気楽に、でも情熱は忘れずに🔥
あなたの創作が、またひとつ楽しくなりますように✨
それでも
😔そんな風に自分にとって都合のいい勘違いするなんてできないし怖い…
😔『勘違い乙www』とか周りに言われそうだし、自分の実力がないのは本当だし…
と思い悩んでいるあなたは、是非以下のサービスのご利用を検討してみて下さい。
今日の話は以上です。
既読したらスキを押すシステムになってますので、よろしくお願いします。
ではまた!