みなさんこんにちは。
前回のブログでは英検3級についてお話しました。
5級・4級編もありますので、
興味のある方はぜひ過去のブログもご覧ください。
それでは、今回は準2級の試験内容と勉強方法を分析していきたいと思います。
それではいってみましょう。
1、英検準2級のレベルと合格率
英検準2級は、高校中級程度とされており、
「日常生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められます。 」とされております。
中学時代に習った英語って言われると、なんとなく思い出せるのに、
高校の英語となると、各校の方針や文系理系でも習った内容が変わってくるので、いまいちイメージが掴みにくいですよね。
どのくらいのレベルかと言うと、
・取得していると、中学・高校受験などで優遇される対象に入ってくる
・実際の海外経験で活きてくる英語力
そんなレベルです。
ここからは、単語を知っている。文法が分かる。は当たり前です。
その知識を使って英語がスラスラ読めて、聞けて、書けて、話せる。
これが大事になってきます。
過去形、未来形、進行形、これらの文法を知っているだけではだめです。
例えば、
”Thanks for letting me borrow your DVD of Burning Fist. It’s such an
exciting movie. I really liked the part when the hero is riding a cool bike and being chased by bad guys.
After watching it last Saturday, my mom took me to a bookstore. I
found a book about Burning Fist and bought it. It’s really interesting. I’ll lend it to you when I finish reading it.”
(英検準2級過去問 2022年10月9日)
このように、様々な文法に馴染みのあるような無いような単語が乗せられて長い文が構成されています。
単語1つ、文法1つ、単体では理解できるのに、全体でどんな話をしているの?
と聞かれると、答えに詰まってしまうかもしれません。
そんな準2級の合格率は約29%。3~4人に1人とされています。
少し厳しい数字にも見えますが、
準2級に合格できる力がつくと、
海外での生活の中で、単語の羅列を越えて、いよいよ自分が理想とする英会話に近づくことが出来るレベルだと思います。
「英語が話せるようになりたい!!」と願っている方に、いい目標となるのではないでしょうか?
最後に、どのくらいの正答率で合格できるのかを調べてみました。
こちらは、3級と変わらず6割程度の正答率で合格しやすいそうです。
この6割と言う数字ですが、
英検は①筆記試験②ライティング試験③リスニング試験④スピーキング試験
この4つで構成されています。
この4つに均等に点数が割り振られています。
そしてこの4項目でバランスよく点数を取ることを求められています。
全ての項目で6割の点数を取れるよう、日頃から学習を進めていきましょう。
2、試験内容
準2級は、筆記75分、リスニング25分、面接5~10分の試験です。
試験内容に関して、流れは3級とそんなに大きくは変わりませんが、
問題数が増え、難易度は当然上がっています。
そんな中、準2級からは、制限時間との戦いにもなってきますので、1問当たありどのくらいの速さで解くのが理想なのかも合わせてみていきます。
〈筆記〉
①短文の空所補充問題 〈全20問 解答時間各問1分〉
1センテンスの中に1か所空所があります。そこに入る適切な英単語を選択肢から選びます。
(例)
Xiang could not go to work for two weeks because of a serious ( ).
She had to take a lot of medicine and went to see the doctor many times.
1、illness 2、 facility 3、 decade 4、 immigration
このように多くはイディオムを含む語彙力を問う問題です。
中には数問、文法や品詞を問う問題もあります。
②会話文の空所補充問題 〈全5問 解答時間各問1分〉
会話の中に空所があります。自然な会話になるように適切な選択肢を選びます。概ね訳すことができれば解けます。
訳せなくても大丈夫です。
会話中に必ずヒントになる英単語があります。それと関連がありそうな選択肢を選び抜きます。
A : Hi, Eric. Where’s Mandy? I thought she would be with you.
B : She called me earlier to say that ( ) this evening.
B : Her boss asked her to come to work because one of
her coworkers is sick.
1 there’ll be a full moon
2 it might rain
3 she can’t come
4 her car won’t start
ここでヒントになる英単語は[sick]です。病気と関係ありそうなものは、
1、moon? 2、rain? 3、can't come? 4、car?
分かりましたか(*^^*)?
③【NEW】長文の空所補充問題 〈全5問 解答時間各2分〉
会話の空所補充の長文バージョンです。
2~3段落から構成される長文に空所があります。
各段落に1つの空所があり、文章の展開が自然になるように選択肢を選びます。
④長文読解 〈全7問 解答時間各2~3分〉
メール文やエッセイを読んで設問に答えます。
設問も全て英語で書かれています。
また、回答の選択肢も、どれもちょっとずつ本文とリンクしていて、選びにくくなってます。
制限時間の中で冷静に解く力が必要になってきます。
⑤ライティング〈全1問 解答時間20分〉
ライティングは3級でもやりますが、様子が大きく変わります。
3級では、「夏祭りは好きか?」「外食は好きか?」のように、自分のことについて聞かれました。なので自己紹介のつもりでちょろっと書けばOKでした。
しかし、準2級からは、「生徒は制服を着るべきか?」「コンビニは24時間OPENしているべきか?」のように、世間の風潮について聞かれます。
そして、自分の出した意見に関して、そう思う理由を2つ含めて、
50~60字で書きます。文章を書くので、文法もいよいよごまかしがききません。
ライティングに関しては、テンプレート含め、後日別でブログを書く予定です。
〈リスニング〉
準2級からは、英文は1度しか流れません。
難しくなった上に、聞き逃しが致命的になります。
長い筆記試験が終わり、気が抜けがちですが、あともう少し頑張りましょう!
1部~3部まで、設問・選択肢ともに英語表記のみです。
それに加え、解答時間は各10秒ほどです。
リスニング力のみでなく、速読力も必要になります。
1部
AさんとBさんの会話を聞きます。最後が切れています。
最後のセリフとしてふさわしいものを選びます。
2部
AさんとBさんの完結した会話を聞きます。
設問に対して会話から読み取れたふさわしい選択肢を選びます。
3部
1人が語る英語を聞きます。物語調のものと、ドキュメンタリー番組のナレーション調の2種類があります。
英語を聞いたうえで、設問に答えます。
〈スピーキング〉
⑧面接
3級と流れはあまり変わりませんが、もちろん難易度は上がってます。
こちらも別のブログで詳しく書く予定です。
3、おすすめの勉強方法
3級までは、参考書を1冊、または中学の英語の授業にしっかり取り組んでいれば、合格はそう難しくありませんでした。
しかし、準2級からは、参考書だけでは少し不十分な気がします。
日頃から出来ることをコツコツ進めて、英語力をつけていく必要があります。
私が合格するまでにやっておいて良かったなぁと思うことを、パートごとに紹介していきます。
〈筆記試験〉
・短文の空所補充
これはもう単語力をつけるにつきます。
単語帳1冊覚える気で取りかかりましょう。
・会話空所補充/長文空所補充/長文読解
参考書の問題を解くだけではなく、なるべくたくさんの英文を読みましょう。
多読で長文に慣れましょう。
読み方には2種類あります。
①段落ごとに、ざっくりどんな内容なのかを高速で読み解く「速読」
②1文1文丁寧に読み解く「精読」
この2つの力が英検準2級からは大事になってきます。
1つの英文題材に対して、まずは速読チャレンジ!次に丁寧に精読。
最低3回は繰り返し読みましょう。
<リスニング>
日頃から英語を聞く習慣がないと、自信をもって解ける問題は少ないと思います。
聞いて問題を解くだけでなく、その後にスクリプトに目を通しながら、音声を何度も聞きましょう。
リスニングの上達にはコツも近道もありません。
聞けば聞くほど伸びます。
<ライティング>
とにかく自分の意見に対する理由のネタ出しに時間がかかります。
英文を書く前に、
過去問や予想問題をできるだけたくさん入手して、まずは意見をまとめてみましょう!!
そしていざ英文を書く時に、自分の意見を英語で書こうとすると、単語や上手い言い回しが分からず、手が止まります。
そこで自分の意見と自分が書けそうなレベルの英語のすり合わせを行います。
あとは、書き出しなどに関してはテンプレートを用意して、文字数を稼ぎ、時間短縮を目指しましょう。
4、おすすめの教材
英検の試験内容、特にライティングと面接では、英語力とは別に英検独特のルールのようなものがありますので、参考書に沿って学習を進めていくことをおすすめします。
おすすめの教材ですが、3級同様、レビューや口コミを過信せずに、自分の目で確かめて購入しましょう。
スタート地点での英語力、受験者の年齢、試験勉強にかけられる時間などが皆様違いますし、解説少なめで問題数の多い教材、または丁寧な解説が多く実践問題が少ない教材など様々です。
ぱらぱらっと本の中身を覗いてみると、分かりやすそう!分かりにくいな。というのは意外と分かるものです。
ぜひ自分にとってのベスト本を選んでください。
先ほども述べたように、準2級からは参考書のみでは不十分です。
多読用の英語教材も必要です。
多読で有名なものは「ペンギンリーダーズ」です。
約300冊ほど本があり、レベル別に分かれています。
TOEIC○点向け、英検△級向けなど分かりやすくカテゴライズされています。
そのほか、膨大な量の英語書籍を取りそろえたアプリは多く存在しているので、自分でも探してみて下さい。
5、まとめ
中学受験、高校受験を見据えて、英検準2級の取得を検討されている方も多いのではないでしょうか?
お受験の為だけの英検ではありません。
留学を検討している方も、日常英会話の習得を目指している方にも、
この級の取得は、自信に繋がるものだと思います。
ぜひ合格を目指して頑張ってみてください★
学習を進めていくうえで、ちょっと相談したい!
ということがありましたら、ぜひDMください★