②一番伝えたいことは、写真やイラストなどのイメージつきで【重要ポイント2/3】

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デザイン・イラスト
前回は、『名刺の重要ポイント3つ』のうち、
大切なのは「名刺で伝える内容を、最初に深く考えること」という
お話でした。当たり前のようですが、大切なポイントです。

さて、伝える内容が決まったら、次は「どう伝えるか?」です。

名刺交換では、とにかく“自分の話”をできる時間が足りません。
短時間で自分を説明して魅力を感じてもらうには、言葉だけでは足りません。文字でも力不足です。
言葉、文字だけではなく、「イメージ」も使いこなしましょう。

イメージは言葉や文字よりもダンゼン強い!

いちばん視線をつかみやすいのは、やはりイラストや図や写真などのイメージ。
人は、イメージで表現されているものが「いちばん伝えたいこと」だと思い込み、どんな文字や話よりも優先してキャッチしようとする。重要なポイントです。

本やWebサイトでも、大切な部分には図解が入りますね。
『画像優位性効果』という実験結果があるそうです。
ある情報を見た時、72時間後に覚えている割合は、以下でした。

●イメージ(画像)なし…10%
●イメージあり…65%

メラビアンの法則という実験でも、「文字や言葉などの言語よりも、目で見たイメージのほうが強く受け止められる」という結果が出ているそうです。

これらのことから、強く伝えたいことにはイラスト・図・写真イメージで伝えることが大切だとわかります。

「何をしている人か?」が一瞬でわかるように

名刺交換で最初に話すことは「私は○○をしている人です」だと思います。
この“〇〇”は、自分にとってはごく当たり前ですが、相手にとっては未知の事柄と思っておくほうが良いです。

例えば、「私はラーメン屋のオーナーです」と言われても、チェーン店? 何系? オーナーと店長って何が違うの? …などの疑問が浮かび、頭の中はボンヤリしてしまうものです。

これらのことから、見た瞬間、理解よりも先に「自分が何をしている人か?」が、直感で分かる状態にする必要があります。
それができると、本題に入るスピードも早まり、会話もはずみ、いちばん伝えたい核心に近づく可能性が上がります。

名刺_カメラマン_アフター.jpg
(↑顔写真、仕事道具、仕事中の雰囲気が一発で分かり、同時にお仕事の理念も伝えられる名刺です)

自分の写真や似顔絵は重要

名刺交換から時間が経つと、ほとんどの人のことは忘れます。名刺があっても忘れます。
そしてファイルに入れられた名刺は、よく知らない人の集まりに…。

そんな中、顔写真もない名刺はのっぺらぼうな“身元不明のただの名札”。とくに連絡したいと思わない、重要な情報も載っていないとなればゴミ箱行き決定です。

反対に、顔写真が載っている名刺は“本人自身”。見た瞬間にその人の雰囲気や人格を思い出すことができ、本人がここにいるような感覚になったりします。
そして、さしあたって連絡する用もないけど、顔は思い出せるし何かの縁で連絡するかも…?といったように捨てづらくなるもの。
この名刺であれば、長く時間がたっても、名刺フォルダの中で生き残り、将来成果を生む可能性があります。


名刺には、「一番伝えたいこと」を一瞬で伝えられるような写真やイラストを載せることが大切。

伝えたいことがまとまらずに悩むときは、とりあえず自分の写真か似顔絵を載せてみましょう。
イラストよりも写真のほうが優位ですが、恥ずかしければ似顔絵からスタートです!


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