①‌名‌刺‌の‌内容は‌目‌的‌で‌変‌わる‌【重要ポイント1/3】

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『名刺づくり/3つの重要ポイント』の、詳細に入っていきます!


商品の販売、知名度アップ、人脈づくり…。
名刺の目的は人それぞれですが、目的達成のためには「名刺で何を伝えるべきか?」を深く考える必要があります。

あなたが名刺を配る理由は?

とりあえずのあいさつや、連絡先を伝えることが目的であれば、載っている情報は
「氏名/会社名/住所/電話番号」で十分です。
しかし以下のような「新しいつながり、人脈づくり」が目的になると、それだけでは役目を果たせません。

・仕事につながる
・商品を売る
・仲間を見つける

このような関係性や人脈は信頼・共感・興味の後に生まれるものなので、名刺交換の短い時間で目的を達成するには、しっかりと練った名刺を使う必要があります。

ケース1/受注や商品を売りたい時

仕事の受注や商品の売上につなげたい、ファンを作りたいのであれば、まず「理解してもらう」ところから始めるので、例えば以下ができていると効果アップです。

◎商品やサービスの説明がわかりやすく、一瞬で理解できる
◎商品の魅力が上手にアピールされている

ケース2/仲間を見つけたい時

人脈づくりや、活動の仲間を探している時などは、「信頼・共感」が重要なので、以下のようになります。

◎活動内容の説明がわかりやすく、一瞬で理解できる
◎過去の活動や将来の夢がシンプルにまとまっている
◎どんな思いでいるのか
◎どんな仲間がほしいか

「名刺は小さいからそんなに載せられないよ!」と思うかもしれませんが、文字の大きさを調整したり写真やイラストを使ったりすると、けっこうな情報が入ります。
まずは『いちばん伝えたいこと、アピールしたいこと』を1〜2行、名刺に追加することから始めてみましょう。


「名刺で何を伝えるべきか?」を深く考える

「目的を達成するためには何を伝えるべきか?」を明確にしましょう。
チラシやホームページなどではできているけど、名刺では迷走していることがよくあります。
例えば以下のようなケースです。

●犬好きの「美容室」のオーナーさんの、犬のイラストをメインにした名刺
●きれいなもの好きな「雑貨屋」の店長さんの、花を一面に敷いた名刺
●登山好きな「印刷所」の社長さんの、山頂で撮った記念写真をメインにした名刺
●自分大好きな「ステーキ屋」の店長さんの、自撮り写真をメインにした名刺

名刺_料理家_変化B.jpg
↑「花が好きなので、とりあえず…」と、花の写真を載せてしまう料理家さんもいてとてももったいないです。本当は猛烈にアピールできるポイントが山盛り!

深く考えると意外な結論も出る

とあるビジネス交流会で、ピカピカと光る金色の用紙に本人の写真がドーン!と載った名刺を受け取ったことがあります。

「今回はホストっぽい名刺にしてみました。忘れたくても忘れられないでしょ!? 面白いやつが必要だったら呼んでね!」
と言われていたので、名刺交換に慣れた方だと思います。
ビジネスの内容や名前は忘れてしまいましたが、インパクトのある名刺と顔は今でも覚えているいので、その方の目的は達成していたと思います。

名刺は小さなカードですが、マーケティングの視点と策を詰め込むと、嬉しい反応が起きます。
反応が薄い時は、伝えるべきことをうまく伝えられていない可能性があるので、改良のチャンスです。

「名刺で何を伝えるべきか?」を深く考え続け、トライアンドエラー、試行錯誤をしながら名刺を改良していきましょう!


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