店舗・オフィス・テナント等の内装工事について、2~3社から取得した相見積を比較し、各社の金額差だけでなく、工事範囲・仕様・数量・別途工事・施工条件・保証条件などの違いを整理したうえで、発注判断に必要な情報とVE候補をまとめるサービスです。
相見積では、総額が一番安い会社が必ずしも最も有利とは限りません。
例えば、A社は空調機更新を含む、B社は特注家具仕様、C社は既存空調再利用でサイン工事が別途、といったように、各社の見積条件が異なるまま総額だけを比較すると、実際には同じ条件で比べられていないことがあります。
本サービスでは、こうした条件差を洗い出し、必要に応じて補正項目を整理し、「同じ土俵で比較するために何を確認すべきか」を明確にします。
【保有資格】
一級建築施工管理技士
二級建築士
宅地建物取引士
消防設備士
建築・内装分野で25年以上、元請側の施工管理、見積、発注、原価・コスト管理、工程管理、品質管理、協力会社との調整等に携わってきた経験をもとに、発注者側の視点で比較します。
主な確認内容は次の通りです。
・各社の提示総額
・工事項目別の金額比較
・工事範囲の違い
・仕様・材料・グレードの差
・数量・面積・台数等の差
・「一式」項目の内容
・別途工事、除外工事、支給品
・空調、電気、給排水、消防等の設備条件
・既存設備再利用の有無
・夜間作業、搬入、養生等の施工条件
・工期・作業時間の違い
・現場管理、諸経費の条件
・保証、検査、是正対応
・追加変更工事の承認ルール
・支払条件、見積有効期限
・各社へ再確認すべき質問事項
必要に応じて、除外されている工事を仮に加えた「条件補正後の比較」も行い、見た目の安さだけで判断しないよう整理します。
補正額はあくまで比較のための仮定であり、契約金額を確定するものではありません。
さらに、必要な性能・使い勝手・意匠を確認しながら、VE候補も整理します。
例えば、バックヤード家具の既製品化、非接客面の仕上材変更、同等性能の標準照明器具への変更、建具や金物の標準化などです。
VEは単なる値下げ交渉ではなく、品質や機能を保ちながらコストを調整するための検討です。最終的な削減額は施工会社の再見積で確認します。
納品物は、3社見積比較表、工事項目別比較、条件差・除外範囲整理、発注前確認事項、VE候補、施工会社への質問事項等をPDFまたはExcelでまとめます。
「3社から見積を取ったが比較方法が分からない」「安い会社を選んで後から追加費用が出るのが不安」「予算を抑えながら品質も守りたい」「契約前に専門家の第三者意見が欲しい」という方におすすめです。
本サービスは特定の施工会社を推薦・否定するものではなく、最終的な発注判断を代行するものでもありません。
また、設計、確認申請、工事監理、法令適合性の判定、施工品質の保証、正式な価格交渉の代理は対象外です。
各社の見積条件を整理し、発注者が納得して比較・判断するための資料を作成するサービスです。
ご購入後、比較対象となる2~3社分の見積書をご提供ください。
可能であれば、各社へ提示した共通の平面図、仕上表、仕様書、設備図、家具図、工事条件書、工程条件等もあわせてお送りください。各社が異なる図面・仕様で見積している場合は、その違いが分かる資料も必要です。
工事用途、面積、希望予算、工事予定時期、希望完成日、価格・品質・工期などのうち特に重視したい点をお知らせください。
また、「C社だけ極端に安い」「設備費の差が大きい」「VEでどこまで下げられるか知りたい」など、気になっている点も共有してください。
各社の見積条件が大きく異なる場合、完全な金額比較ができないことがあります。その場合は不足資料や再照会事項として整理します。
条件補正額やVE削減額は比較・検討用の参考値であり、施工会社の確定見積を保証するものではありません。設計、工事監理、法令適合性の判定、施工会社との直接交渉や発注代行は対象外です。