私自身、中学生〜17歳頃、不登校をきっかけにひきこもりを経験しました。小学校まではごく普通に通っていましたが、中学校で学校に行けなくなってから、次第に家からもほとんど出られなくなっていきました。周りとの差を感じて焦る一方で、頭では「このままではいけない」と分かっていても、どうしても体が動かない時期が長く続きました。「怠けているだけだ」「甘えているだけだ」と言われるのが一番つらく、誰にも本当の気持ちを話せないまま、一人で抱え込んでいました。あの頃の自分に本当に必要だったのは、無理に外に出すことを迫る言葉ではなく、まず今の状態をそのまま受け止めて、じっくり話を聞いてくれる人だったのだと思います。
時間はかかりましたが、少しずつ自分のペースで外の世界と関わり直すことができ、今に至ります。あの経験があったからこそ、今携わっている仕事に強い意味を感じています。
現在は特定非営利活動法人青少年自立援助センターブルーム理事長で、若者たちの自立を支援する現場に携わっています。ここでの経験を通じて、「本人のペース」を大切にすることがどれほど重要か、そして家族の関わり方一つで本人の状況が大きく変わっていくことを日々実感しています。中学時代に自分自身が引きこもりを経験したこと、そして今、支援の現場で多くの若者と関わってきたこと、その両方があるからこそ見える視点があると思っています。
このサービスでは、ご家族と一緒に今の状況を丁寧に整理し、本人にとって無理のない関わり方を考えていきます。
・お子さんや若者ご本人の現在の状態、これまでの経緯、ご家族が感じている不安や困りごとをうかがいます
・家族側の関わり方(声のかけ方、距離の取り方、見守り方、生活リズムへの向き合い方など)を一緒に見直していきます
・段階的に社会や外の世界と関わっていくためのステップ、利用できる支援機関の情報もお伝えします
・ご家族自身が疲れてしまわないよう、ご家族の気持ちを整理するお手伝いもいたします
「早く外に出さなきゃ」と焦るお気持ちはよく分かります。当時の私自身がそうだったように、無理に急かされることは、かえって本人を追い詰めてしまうことも少なくありません。当事者だったからこそ言えるのは、無理強いはかえって逆効果になることが多いということです。まずはご家族が今感じていることを、じっくり聞かせてください。
ご購入前に、以下の点をご了承いただけますと幸いです。当サービスは医療行為やカウンセリングの資格に基づく専門治療ではなく、不登校を経験した当事者、および現場での支援経験をもとにしたアドバイスとなります。診断や医学的判断が必要な場合は、医療機関や専門機関の受診をおすすめすることがあります。また、お子さんご本人の状況や個人情報を含む内容になりますので、事前のヒアリングとしてお子さんの年齢、学年、不登校になった時期やきっかけ、現在の生活状況など、分かる範囲で構いませんので簡単に教えていただけますとスムーズにご案内できます。即効性のある解決策をお約束するものではなく、あくまで一緒に考えていくスタンスのサービスであることをご理解の上でご購入ください。