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従姉妹のワンちゃんのイラストで切手を作ってみた。わが家のわんこ以外のペットのイラストを初めて完成させて、飼い主である従姉妹にもとても喜んでもらえたので、このイラストをもっと生かしたいと考えました。まずは記念になるものをと思い、オリジナル「切手」を作ってプレゼントすることにしました。郵政省のHPでは「オリジナル切手作成サービス」というのがあります。お気に入りの写真やイラストをアップするだけでオリジナル切手が作れてしまうというサービス。いつか作ってみたいと思っていました。63円と84円切手の2枚セットや5枚セット、63円切手、84切手それぞれ10、20、30枚セットなどいろいろなセットが選べます。従姉妹のワンちゃんのイラストは2種類のポーズを作成したので、10枚ずつで2種類作ることにしました。「アランの切手届きました。すっごーくかわいい」うれしいメッセージが届きました。作ってよかった！郵政省のオリジナル切手、なかなかいい感じです。私が選んだのは大きめの正方形サイズのもので色も綺麗に出ていました。実際に切手として使えるというのは魅力です。こんなグッズにデザイン展開しました。「ワッペンとかシールとかにできるのかしら？」「アイホンケースとかは、おいくらかしら？シールはハガキにはったり、したいなぁ。と。ノートも興味あります。」とグッズ展開へのご希望をもらったので、グッズへのデザインも進めることになりました。ノーフォークテリア君のためにデザインしたグッズは全部で14アイテムになりました。・スタンダードTシャツ・長袖Tシャツ・ヘビーウェイトTシャツ・スウェット・パーカー・ジップパーカー・ジェッ

「うちの子」らしさと「可愛さ」をどう出していくのか？さて、ノーフォークテリア君のイラスト作成の話の続きです。(前回のブログも是非ご覧ください。）前回のブログに書いたどうするか悩んだおじいさんぽい鼻と口の周りの毛は出来るだけシンプルなデザイン化したフォルムで表現することにしました。面で描くイラストで顔と身体の色が同じ場合、境をどう表現するのかはいつも悩むところです。ラインでは表現したくないので、首輪をつけたり、シャドウを入れたりしていますが、今後の課題でもあります。面のみで黒猫ちゃんのイラストを描いている私が大好きなイラストレーター「黒ねこ意匠」さんは、境に絶妙な切れ込みのような部分を作って表現されています。そんな表現もいつかしてみたいです。フォルムの削ぎ落とし加減とパーツの調整全体のフォルムが決まってくると、次は「うちの子」らしい「可愛い」イラストの決め手となる顔、表情を作ることです。送ってもらった写真から私が感じた「その子」らしさと、従姉妹に伝えてもらった「やんちゃな感じ」「よく舌を出している」などのノーフォークテリア君の性格やチャームポイントをどう表現していくか？イラストを描く参考にする資料(ペットさんのお写真や著作権フリーの素材写真など)が大事と前回のブログで書きました。写真を見ながらラフを描いてスキャニングしたものや、写真をトレースしたものを下絵にしてIllustratorで描いていくので元になる画像が重要になります。下絵といっても写真そのままのリアルな絵を描くのではなく、写真を元にしてデザイン化していくのが私のスタイルなので、輪郭や身体のラインの複雑な形状を少しずつ削

「うちの子」らしくて、かつ可愛いイラストが私に描けるのか？わが家のわんこを「エダマメトイチ」というキャラクターにして2016年からそのキャラクターをグッズに展開し始め、作成したグッズをSNSで発信していたのを従姉妹が見つけてくれました。「こんにちは。ノーフォークテリアの男の子を13年飼っていました。今年の8/31に天国に旅立ちゃいました。寂しくて寂しくて。写真送ってみます。」というメッセージが届き、うちの子も描いて欲しいと頼まれました。2017年の10月の頃でした。誰かのためにペットのイラストを描くのは初めてでした。自分のペットなら特徴や性格やチャームポイントを熟知していますが、会ったことがない従姉妹のペットを「うちの子」だ！と思ってもらえるイラストにできるのか？イラスト苦手意識はまだあるし、描けるかしら…と不安でした。これぞという描きやすそうな写真がない！さてどうする？　私がイラストを描く場合は、まずペットさんの写真の中から一番イラストにしやすいポーズの写真を選び、その写真を下書きにしながらそこに特徴を反映しながらイラストを作っていきます。そのために、写真は多い方がありがたい。多いほど「うちの子」らしいイラストに近づけられる。(＊そのために出品サービスでは、ご購入を考えてくださる方にできる限り少なくとも数枚のお写真をご用意いただくことをお願いしています。)何を描くにしてもいい資料がないことには始まらないのです。参考にする資料を集めることはものすごく重要になります。従姉妹から送ってもらった写真は全部で7枚。表情はよくわかるものでしたが、なかなかポーズとして描きやすい全身の写真は