犬の肺がん ①
私の人生で犬は3頭目である。1頭目も2頭目も心臓が原因で虹の橋を渡ったので私個人的に、犬の最期は心臓だとぼんやり思っていた。今回、犬の肺がんは死因として少ない方だと知り、犬の肺がんの情報を求めている飼い主さんの一助になればと思いRちゃんの肺がんの経緯を書く事にした。Rちゃんは、今年の11月で13歳を迎えたシニアちゃんである。子犬の時に兄弟姉妹3頭で捕獲され、センターに運ばれたがそこでの譲渡会に出して頂いても貰い手が付かなかった。子犬だったため、センターの職員さんが期限が近付いている事を哀れに思い、ちばわんという愛護団体にお願いして引き取ってもらいちばわんの里親ご縁活動で、ネット上に上げてもらっていたプロフィールを私が発見し、私とお見合いする事になった。まさに<運命の輪♡>お見合いの結果は<カップエース>相思相愛。即、<カップ2>合意の運びとなり、一月後<正義>契約書取り交わしめでたく<カップ10>我が家の一員となった。そして12年の時が過ぎ、Rちゃんはもうすぐ13歳になろうとしていた。相思相愛のママ(カレン)に寄り添い、付きまといストーカー認定されても、Rちゃんはママの夫のつもりでママを心身共に守り続けて生きていた。ママに恋するシニア犬Rちゃんは見た目も若々しく、病歴もなくお散歩のときは若犬の様に走り回っていた。そんなRちゃんに異変が起こったのは9月。シニア犬なりに、今年の暑い、暑すぎる夏を乗り越えようとしていた矢先、朝のお散歩は排泄だけになり、帰るようになった。ここで私は、肺がんを疑わず「さすがに12歳だから、夏の暑さで夏疲れが出てるんだな」と思っていた。9月に入り、7月8月
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