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万能の書き方 「主題提示型」とは

 改まった文章や試験の答案などは「主題提示型」で書くことをお勧めしています。 主題提示型とは、あなたの考えや主張(主題)を真っ先に書く方法です。説明などはその次です。そして、説明の後に、その主題を再提示すると完璧なものになります。 例えば、小論文の試験ならば、設問で問われていることに対する主題を最初の1文目に書きます。1文で書き切ることが重要です。これで、読み手にあなたが言いたいこと(主題)が明確に伝わるからです。もし1文で書き切れなかったら、それはあなたの主題が曖昧だったり、複数の要素を持っているからです。主題は明確にし、一つに絞ることが重要です。 主題を1文で書き切ったら、なぜそう考えたのか、その理由を続けて書きます。これも簡潔明瞭にします。その結果、第1段落は数行で終わるでしょう。 そうしたら、第2段落以降でその主題を説明していきます。最初の段落で主題の理由を簡潔に示していますので、第2段落以降は、それを詳しく説明するとシンプルで書きやすいし、読み手にとっても読みやすく、分かりやすい文章になります。 小論文の場合は、この説明を論拠を基に行います。論拠とは主題を説明するための具体的な事実です。あなたの体験や主題に関する取組例、報道記事、専門家の見解などを引用します。 作文なら、主題に関して読み手が共感してくれそうなあなたの体験などを取り上げて説明します。 そして、最後の段落で、それまで書いたことをまとめながら主題を再提示します。こうすることで、読み手はあなたの主題が何だったかを改めて認識します。それによって、最初から最後まで一貫した文章になっていると感じ、全体のまとまりがよ
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「三つ」はマストではない

 小論文の答案には三つの考えを述べる必要があると思い込んでいる人がとても多いと感じています。例えば、何かの取組について自分の考えを述べるような設問の場合、その取組を三つ挙げるというようなことです。 なぜ三つなのかよく分からないのですが、受験参考書や塾などが発信源なのではないかと想像しています。 確かに、指定文字数まで書ける力がない人にとっては書きやすくなるでしょう。例えば、指定文字数が千字の場合、一つの自分の考えだけでは300字で足りてしまい、後の700字を使って何を書いたらいいか分からないという人です。また、「論じる」ことが苦手な人にとっても書きやすいようです。思いついた自分の考えを書くだけで指定文字数をカバーできるからです。しかし、これを単純に信じて書くことに私は心配しています。小論文で重要なことがおろそかになってしまう書き方になりかねないからです。 小論文で大事なことは、設問で求められたことに対する自分の考え(主題)について論拠を基に説明し、読み手の納得を得ることです。しかし、「三つ」にこだわって主題を三つにすると、それを説明するための論拠も最低三つ(できれば六つ以上)必要になり、これを指定された制限文字数の中で取り上げきれないでしまうことが多くなります。論拠のない文章は小論文ではないともいわれますので、これでは肝心のことが欠けた文章になってしまいます。主題を三つ挙げてしまうことによって全体のまとまりも悪くなる場合も多くなります。 そこで、私は、主題は一つに絞り、論拠を複数取り上げて主題を十分に説明し、多くの読み手の納得が得られるように書くことをお勧めしています。主題は一
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一つの主張を三つの根拠で説明する

 小論文で重要なことは主題と論拠です。 主題とは設問が求めることに対するあなたの考えです。論拠はその主題を説明するために用いる具体的事実です。 実際の答案を添削していると、主題を複数挙げる一方で、論拠はそれ以下しか挙げていないものがたくさんあります。論拠がゼロという答案もあります。 論拠がないものは論文とはいえません。論文とは主題を論拠で説明する文章だからです。そして、それが「論じる」ということだからです。どちらか一方が欠けたら論文ではなくなります。 高い評価が得られる論文は、主題一つに対して複数の論拠を挙げているものです。二つ挙げてうまく説明できれば合格ラインに達する可能性が高くなります。異なった視点から三つ以上挙げて説明できていれば、ほぼ合格点が得られるでしょう。 例えば、少子化対策についての考えを求める設問であった場合、あなたが「子育てしやすい環境を整えるべき」という主題で論文を書いたとします。その場合、①現状の問題点を報じた新聞記事、②専門家の著書で示された専門的見解、③成功した自治体の取組例、の三つの論拠を挙げて説明したとします。そうすれば、高い評価が得られる可能性がとても高くなります。読み手の納得が得られやすくなり、十分論じていると認められやすくなるからです。
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源と光

一つの主題に限ったことじゃない。 関連する全ての主題。 そこで何か一つでも。 たった一人だけだとしても。 雀の涙ほどの影響しかなかったとしても。 それぞれの命の今とこれからを生きていく源となるものを、 全身と魂の奥底から湧き起こしてあげられるなら。 たとえダミーのような道を進んでしまい、間抜けな時間を通るとしても。 たとえ一時的に、局所的に都合の悪い事態に見舞われるとしても。 その姿を見ることを通して、 自らが本当は経験できる約束の光を思い出せる命が存在するなら。 その約束の光に向かっていく切っ掛けと決意と勇気が生まれるなら。やる価値、表現する価値はある。 意図的に自分の寿命を縮めようとは思わないが、 長生きが必ずしも良いとは感じない。 長生きそのものより自らの命が在る意義を味わい切る方がずっと大切だ。 漫然とした上辺の世界を長々と生きるくらいなら、 上述したような影響を少しでも残して明日逝く方が良い。だけど、以前の一瞬のように全エネルギーを 振り絞るほどの真剣さが出せるだろうか。 いや、行く。 今度は己のためではなく、全体のためとして。
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