最初の一本
録音場所も安定し、ボイスサンプルも録り直し、そこからは応募の連続!大抵の場合は、テストがあります。一度案件をやってみて、全体的な成果物を見て、継続で依頼するか決めるという・・・極めて大事な一本です。緊張します。本当に緊張します。今思うとですが。気合を入れまくって失敗したことが多々ある気がします。受かりたい一心で演技がオーバーになっていたり。ナレーションもうねりが多かったりしたんでしょうね。全部に気合が入った音声はきっと聴きづらかったことでしょう。そして本当に最初の最初はノイズが多くて、先方でどうにかした分もありそうです。お恥ずかしいですね。今なら言えることは、テストであろうといつも通りで良いのだという事です。だって、その後納品するものはいつも通りの成果物なのですから。その後、素敵なクライアント様に恵まれまして、無事に宅録ナレーター・声優として安定してお仕事をいただけるようになりました。今聞き返すと、やはり最初の方の録音は本当にひどいものです。よく拾ってくださったなぁと、今でも感謝が尽きません。しかし、副業の世界は過酷。終身雇用でも、ずっと一定量の仕事が来るわけでもないのです。次回はそのあたりをお話できたらと思います。
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