正直に言うと、ぼくは本にちょっと不満がある
いきなりだけどぼくは本を読むのが好きだし、たくさん助けられてきた。でもね、いつも途中で物足りなくなる。つまらないわけじゃない。浅いとも思ってない。ちゃんと良いこと書いてある。ただ、「そこで止まるの?」って毎回なる。「それはわかる」けど「そこじゃない」よくあるやつ、あるじゃないですか?「自分を大切にしましょう」「無理しなくていい」「ありのままでいい」うん、わかる。わかるんだけどさ。ぼくの中では、その瞬間に別の声が出るんですよ。「で、それって、どういう瞬間の話?」誰かに軽く扱われたとき?予定を断れなかった日?本当は嫌なのに笑った瞬間?そこを書いてほしい。「大切にしましょう」じゃなくて、「ここで違和感を無視すると、あとでこうなる」みたいな話が読みたい。ぼくは結論より、その手前の揺れが知りたいの。ぼくはたぶん、本を読むとき黙ってない本を読んでると、頭の中がずっと騒がしい。「いや、そこ一番大事じゃない?」「それ、結果であって理由じゃなくない?」「ここ、なんで例を省いたん?」本を批判したいわけじゃないんだけどさ、ただ、続きを勝手に考え始めちゃう。「そう書いてある」じゃなくて、「ぼくだったらこう書くけどな」って。かなり自分勝手だと思う。でも止まらない。身近な例で言うとねたとえば、「やりたいことが分からない人へ」みたいな本を読んだとする。よくある流れはこんなやつよね。子どもの頃好きだったことを思い出そうワクワクすることを書き出そううん、わかるのよ。でもぼくの中ではこうなる。「それ、元気なとき限定じゃない?」疲れてるとき余裕ないとき誰かに否定されたあとそんな状態で「ワクワクすること書こう」って、
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