69 【忙しい人のための大掃除術】普段の掃除+αでスッキリ!
【忙しい人のための大掃除術】普段の掃除+αでスッキリ! プロが伝授するポイント「洗面所編」
何かと忙しい12月ですが、新年を気持ちよく迎えるためにも、家の「大掃除」はやっておきたいもの。しかし、「掃除したいけど、時間がない…」という人も少なくないはず。本格的な大掃除ができなくても、最低限「これだけやっておけばOK!」という掃除のポイントはあるのでしょうか。
そんな「忙しい人のための大掃除術」について、ハウスクリーニングアドバイザーの有賀照枝さんに聞きました。今回は「洗面所編」です。
白い水あかは「クエン酸水」で落とす
Q.一般的に、洗面所にはどのような汚れがたまりやすいのでしょうか。有賀さん「洗面台にたまりやすい汚れは、水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分が固まった白い水あかを中心に、手洗いや歯磨き、洗顔時に使うせっけん、歯磨き粉などが流れきらずに残った『せっけんカス』、皮脂汚れです。これらの汚れをそのまま放置すると、『金属せっけん』と呼ばれる、ザラザラした落としにくい頑固な汚れになってしまいます。また、せっけんカスなどを餌とする赤やピンク色の『酵母菌』、黒カビなども発生します。洗面台は身支度をする場所でもあるので、排水口にあるヘアキャッチャーには髪の毛やひげがたまります。整髪料を使う場合は、油分が付着しているケースもあるでしょう。掃除に使った雑巾などをすすぐと、ほこりや雑菌もたまりやすくなります。
また、蛇口の素材によってはサビがつくこともあり、汚れを放置すると白い水あかと同様、落とすのに時間がかかってしまいます。さらに、洗面台周りはお風呂場とも近く、洗濯機が置い
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