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前にサンプルの写真で似顔絵を描きましたが、実際のサービスで描くときは、これが９０％の似顔率（こういう言い方あるのか知らないけど）だとして──７５％くらい（？）の間を都合によってウロウロしてる私。だいたいそれをやるときは、判ると思いますが、目を単純にします。要するにドンドン似なくなります。「モデル本人の絵」から「周りを見ると１０人くらいは似てる人を探せるくらいの絵」くらいのあやふやさになります。女性が化粧するときに目にすごく時間掛けるけど、やっぱりそこをおさえると顔の印象を決めるカナメだからでしょう。なのになぜそうするかといえば、お客様の要望だからですが。似顔絵を使うとしたらSNSのアイコンで、と言う人も多いでしょう。ですがここはネットの世界ですから、用心に越した事はありません。第三者に個人データである「顔」が判らないのは結構なことです。だが、友達や血縁などに「ああ、このアイコン、○○だね！分かる分かる！」と言われるくらいの物が欲しい──なるほど。そう思ってこういう要望が出たに違いないと、勝手に想像した僕は、勝手に納得したのでした。（真実は知らない…）そういうわけで今日もお客様は来なかったのであった。