♣クラブクワッド② =ヘルメット持論=「乗るなら、かぶれ!」
♣クラブクワッド②
=ヘルメット持論=「乗るなら、かぶれ!」
■昔、
私が小さな営業会社でリーダーをしていた頃の話です。
その会社は「やる気さえあれば年齢不問」という、
良く言えば活気に満ちた、少々言い方を変えれば
勢い任せの会社でした。
■私のチームの班員さんの中に、
黒松さんという人がいました。
■還暦をゆうに超えていましたが、
元気そうなおじさんでした。
■経歴は、なかなか個性的で、
某有名大学卒!なのですが、
そのあとは、いろんな所の職を転々と。
俗にいう、“ 転職ジャーニーマン ” のような人でした。
■とても誠実な方なのですが、
頭が良すぎて?少々理屈っぽい。
そのためか?営業成績は、はかばかしくなく
超低空飛行をしていました。
■毎月の成績発表会では、
昔、ヤンチャだったと言われていた社長から
手厳しい叱責が飛びます。
「お前なんかぁ!!◯めちまえーー!!◯ねーー!!ボケーー!!」
■これは、……もう営業会議ちゃう、
ほぼリング外の大乱闘や~という感じでした。
■それに対して黒松さんは、終始静かに頭を下げ、
「申し訳ございません。次、頑張ります。」
とだけ答えるのです。
■その姿に、
私はある種の強さを感じていました。
■どんな言葉を浴びても、
翌日には何事もなかったかのように出社する。
まさに、“ 折れない人 ” でした。
私は、心の中で密かに、この鋼の精神力に敬意を表していました。
■そんなある日。
皆勤賞(金一封)を常に目指しているはずの黒松さんが、
珍しく出社して来ませんでした。
■さすがの社長も気になったのか?
私に 「ちょっと様子を見てきてくれ」 と
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