992.ビタミンB6の過剰摂取で「精巣萎縮」のリスクが上昇?
ビタミンB6の過剰摂取で「精巣萎縮」のリスクが上昇? 管理栄養士に聞いてみたら多くの「弊害」があった
健康維持のために必要不可欠である、さまざまな「栄養素」。どの栄養素にも適切な摂取量が定められており、不足時はもちろんのこと、過剰に摂取しても体に悪影響を及ぼすことが知られています。そんな身近な栄養素の摂取量について注意すべきことを、管理栄養士の岸百合恵さんに教えていただきました。今回は「ビタミンB6の過剰摂取」です。
普段の食事で「過剰摂取」はほとんどないが…
ビタミンB6は、約100種類の酵素に対する「補酵素」としての役割を担っており、主に「タンパク質や脂質、炭水化物の代謝をサポートする」「脳の神経機能の維持を助ける」「赤血球に含まれる『ヘモグロビン』を形成する」「免疫機能の働きを正常に保つ」などといった働きをします。
ビタミンB6は、主に肉や魚介などの動物性食品に多く含まれますが、野菜やナッツ類などにも含まれているので、比較的摂取しやすいビタミンです。肉類ではレバーのほかに、鶏むね肉やヒレ肉など脂質の少ない赤身の肉、魚介ではカツオやマグロの赤身、サツマイモなどのイモ類、ブロッコリーやモロヘイヤなどの野菜類、バナナやかんきつ類の果物などに含まれます。
ただし、1食当たりの摂取量を考えると、摂取源としてはそこまで効率的でないものもあるため、1つの摂取源に頼らずバランスよく取ることが大切な栄養素です。
「日本人の食事摂取基準」(2020年版、厚生労働省)によると、ビタミンB6の1日摂取量は成人男性で1日あたり1.4ミリグラム、成人女性で1.1ミリグラムが推奨
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